HOLY'S BLOG

葵ちゃんのこと

葵ちゃんとはじめて出会ったのは、2008年、長野はノーノ分室での初個展の時だ。
あの頃、葵ちゃんは、バイトと掛け持ちしていたし、私は、今よりもっと食えていなかった。
毎月末、「セーフ!」と言いながら生きてるスタンスを共有できる人。
私はいつでもガケっぷちで、展示会にひとつ旅立つ度に「帰ってきたら夜逃げかなぁ」と考えていた。

葵ちゃんの作る物は、いつもキラキラしていて、葵ちゃんが作るものしか、私は欲しくなかったし、実際持っていなかった。

いつかの展示会で、私がエーデルワイスのピンブローチを作っていて、葵ちゃんがそれを見て目を細めてくれた。私は葵ちゃんに見てほしかった。

 

葵ちゃんから高山植物について、教えてもらった。

私は、イワカガミのハットピンを作った。

旅する働くセーター長野県編 

が実現したのは、担当くださるるうさん が葵ちゃんと友達だったからだ。

今日も私は、葵ちゃんからもらった真鍮でできた小さく「HOLY’S」と入ったボタンのようなチャームをピアスにして付けているし、広島の友達が南アルプス登山のお土産で買ってきてくれた、mouve の山バッチを付けている。5つの花びらの小さなバッチ。

旅する働くセーター長野県編は、はじまったばかり。
ぜひ、るうさん が紡ぐ「働くセーターとつながる旅」を一緒に見届けていただけたら、私もとてもうれしいです。

 

書店主のアラングローブ

書店主の手を凍えさせちゃいけません。
仕事に取り掛かれなくなりますから。

昨年、オーダーいただいたアラン手袋。
手の甲の、小さな面に作るパターンは、何かしらその人を物語る柄を選びたい。

Merrydanceという名の色糸と「スクールソックスのイメージで」のリブの配色は Mustard。
この黄色を選ぶあたり、彼の人柄を思わせる。

自転車通勤で、夜も遅くなるし、川を渡る橋をいくつか越えるはず。みっちりと編みました。グリップとの摩擦に耐えるよう、一枚革を張ることで、強度と温かさが変わります。

書店主の店で年明け、3日間のイベントをやらせてもらえることになりました。

HOLY’Sフェア(仮)
2022年 1 月4日(火)〜6日(水)
本川町READAN DEATにて

去る10月、東京・京都と行った「働くセーター写真展2021」。今季は「働くセーターを着たうさぎとクマ」を作りました。
40個作って、一緒に帰って来たメンバーが並びます。
作りすぎたようです。笑
どのうさぎもクマも.モデルになってるのは、由来のある人達なので、そう思うとありがたいです。

京都発、冊子「a sweater」の販売もあります。

(書店主をモデルにした「ミック」は、京都で旅立ちました!)

col.1400 Merrydance & 425 Mustard

 

 

「a sweater.」

仕事着になるセーターを作りたいと思っていました。
2019年「ゴフスタインと私」展で、「働くセーター」は生まれ、2020年、文化出版局より書籍となりました。
sweater の語源、sweat (汗) er (する人)。
働くセーターは、HOLY’Sの手をはなれ、意思を持って動きはじめます。
「a sweater.」(ホホホ座刊)は、京都の働く人々をその(手)と共に形作る冊子となりました。

「働くセーター」のように時間をかけて「a sweater.」も届けられたらと思います。

お取り扱い店
本屋Title (荻窪)
SUNNY BOYS BOOKS
SHAELA 
ホホホ座浄土寺店
無印良品 京都山科
音鳴文庫
READAN DEAT

にてお取り扱いいただいております。

また、お取り扱いいただける場所がありましたら、ぜひHOLY’S お問い合わせフォームか、ホホホ座浄土寺店 

にご連絡ください。
POP、書きます。

どうぞよろしくおねがいいたします。

マユミちゃんのルームシューズ

マユミちゃんがルームシューズを新調した。
昨年からオーダーもらっている。この秋には届けたい。長野の冬はもうすぐそこまで来ているはず。

前から使ってるルームシューズもお直しに出してくれた。
中敷きと靴裏のスウェードを張り替える。
一度、全部分解して洗濯したら、中敷きの圧縮フェルトまで、すべてがフワフワになった。

マユミちゃん、新調するルームシューズも前回と色も形もすべて同じがいいと言う。
「私、オシャレじゃないから」。それって1番オシャレなんじゃないかしら。

マユミちゃんが、このルームシューズに、山忠のぬっくぬくルームシューズを合わせると最強だと言う。
ルームシューズのオーダーをくれながら、私に山忠のぬっくぬくを送ってくれた。
マユミちゃんは、山忠の人じゃない。

右側のホワワンとしてるのが1号、左のキュッとフィット感あるのが2号です。
「どっちも新品に見えるっ」って連絡をくれた。それはマユミちゃんの履き方がきれいだからだ。
この二足で力合わせて20年行けるかなって。

私も今年から、マユミちゃんにもらった山忠のぬっくぬくと自分のルームシューズの合わせ技で、最強足元を作って乗り切るぞ。

 

追記

マユミちゃんが、自身のblogに、ルームシューズについて書いてくれました。

HOLY’S HPの管理もしてくれてる人なので、友達のよしみも加わりますが、よかったらこちらです。→
30年来の友達の寄稿には、こみあげるものがあります。

ch.booksさん

私が唯一、売り込みのできる本屋さん、長野のch.booksさんへ冊子「a sweater.」を勝手に送ってみたら、ぜひ扱わせてください、とのこと。

ホホホ座の山下さんに手配を頼むと、オープン当時のch.booksさんへ、トークイベントに行ったと言う。

本屋さん同士なら、さもありなんかしら、と彼の飄々としたメールに軽く驚いて返信したものの、それはジワジワとやってきた。

ch.booksさんのオープン当時なら、私だって縁がある。

私の仕事が委託販売からはじまり、3度の個展をやらせていただいた長野「na_na分室」の目の前に、ch.booksさんはオープンした。

2011年、4度目の個展「HOLY’S in the Room」展は、前年よりna_na分室の恵子ちゃんからお題をいただいており、恵子ちゃんの中には、すでにビジュアルイメージがあったのだ。

DM撮影と製作を、いつも商品写真を撮ってくれているクラバヤシマユミちゃんに頼み、展示開催地の長野と広島、通しで使えるDMを作ることにした。

品物を送り、セッティングや撮影は、恵子ちゃんとマユミちゃんにすっかりお任せした。

モデルになってくれたのは、KOTASORAWORKSの瞳ちゃん。彼女も、長野で長く縁のある人だ。

今、思うと、自分が当時、どれほど彼女達におんぶに抱っこだったか、恥ずかしいほどよくわかる。

言い尽くせない感謝の気持ちが湧いてくる。

今回の冊子「a sweater.」で山下さんにインタビューいただいた最後、HOLY’SがどうHOLY’Sになっていったか、に尽きる。

 

そしてできたDMがこれだ。

ちょうど、ch.booksさんオープン当時、暑い頃の撮影だった。

ガケ書房の頃の山下さんと私のニットは、ニアミスしていた。

9月の連休から始まる会期中は、もちろん私も長野に滞在した。

na_na分室のある県町界隈なら、すでにお花屋さんのつぼみさんがオープンしていたから、休憩時間には、ch.booksさんと共によく顔を出した。ch.booksさんは天井が高く、猫がいて、古いソファがあって、とにかく落ち着ける場所なのだ。

 

昨年の「働くセーター写真展」の巡回では、na_na分室のお二人に迎えられ、長野開催も叶い、ch.books島田浩美さん、青木圭さんにも、働くセーターを着てもらった。

 

島田さんは、HOLY’Sができたばかりの頃からのお客さんだ。na_na分室の前身、na_naの頃から、客注のお名前で島田さんのことを知っている。

 

ガケ書房の頃の山下さんは、当時、インディペンデント系本屋の走りであっただろうから、全国で知られてた人なのかもしれない。彼からしたら、どこかの本屋さんと繋がりのあることなんて、珍しくないのかもしれない。

私はまだまだ、私の繋がりのある唯一の長野と、そして地元広島を行き来するのがやっとだった。

 

本屋、本屋。

本屋さんのことを考えるとドキドキする。なんて胸がときめく場所なんだろう。

全国で本屋さんはたくさんある。

長野には、松本も含めると文化圏の高い場所と聞いている。私が知らないだけで、すてきな本屋さんは他にもあると思う。

私の小さな点と点を繋ぐ長野と、今回の京都。こんなことってあるのかしら。しばし呆とする。

 

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