蔦屋書店「働くセーターフェア」終了しました
1/21〜3/1で、開催いただきました蔦屋書店広島 @hiroshima_tsite
「働くセーターフェア」店頭にて
USAKUMA BOOK 50冊
働くクルーネックベストの編み方リーフレット 29部
指人形テキスト 17部
珈琲豆コースター 15部
大判ポストカード 19部
びっくりの販売部数となりました✨
ありがとうございます!!!
発売から今までオンラインでご購入いただいた方への感謝はもちろんの事、
店頭で、HOLY’Sを知らなかった方が、もしかしたら手に取ってくださったのかもしれない、
ここで買おうと足を運んでくださったのかもしれない、
広い売り場の中で、見つけてくださってありがとうございます!とお伝えしたい。
ポストカードと合わせて、編み物好きなご家族へのお土産に買われたのかもしれない。
いろいろ想像してます。
本を作る方への尊敬も、前より強く感じるようになっています。
本当に、ありがとうございます!
「HOLY’S USAKUMA BOOK」「働くクルーネックベスト」のお取り扱いは、HOLY’S HP SHOPLIST
より各店舗のオンラインストアにて、ご購入できます。
開催中に行いました、指人形のワークショップ開催後に、
テキスト販売があるのならと、行ってくださった方もいらっしゃるのかなとも思います。
これならできるかもしれない、はじめてみようって。
きっかけになるとうれしいです。
テキスト販売は、ホホホ座浄土寺店のオンラインショップにて、取り扱いがあります。
珈琲豆コースターのテキストも販売中です。
よろしくお願いします。
働くクルーネックベスト毎日
こんにちは♩
雨が降り、晴れました。
いかがお過ごしでしょうか?
寒くなったりあたたかくなったり、
体温調節に働くクルーネックベストが役立ってます。
作り続けることで、日々更新される「やり方」について。
先日の「糸の繋ぎ方」もそうでした。
本を作ったから終わりではなく、たくさんの方に作っていただき、そしてまた、私も作り続けていくうちに「もっとこうした方が良い」が見つかります。
この「働くクルーネックベスト」もそのひとつ。
SNSのない頃を考えると、そういう時、どう伝えていたんだろう。
そう思うと、このツールはありがたいと思いました。
これからも、気づいたことは書いていきます。
どうぞよろしくおねがいいたします。
*編み図は、私のHPより、SHOPLIST→各店舗のオンラインストアと、お使いください。
別れについて
このところ、家電をはじめ、長く使い続けてきた大きいものから小さいものまで、ことごとく壊れた。
学生の頃から使い続けた鍋も琺瑯はとっくの昔に剥げ、ゴケつきも激しく、やっと手放す決心がついた。
リサイクルショップで安く見つけたダンスクの鍋に、席を譲ることになった。
そんなことをしていると、今までの台所のカラーリングが、
様変わりし、柔らかな印象になった。
憧れは、いつか見たデザイナー、マーガレット・ハウエルのキッチンのカラーリングだ。
強めの色ではなく、バラバラに見えて淡い色の重なり。
古い賃貸マンションではほど遠く、ヘソで茶が沸かせてしまうけれども、
鍋がきれいなうちは、やはり見ていて気持ちが良い。
物との別れが続くと、自分自身の別れについて考える。
後ろ髪を引かれてないか。
自分のやれることは、すべてやれたのか。
なんとなく、空っぽな胸の片方を抱えたまま歩いているような感覚。
悲しみはしっかり感じ、また歩き出そう。
きっと神さまが見ていてくださる。
人目線で考えると、春に咲く花は、別れの背を押すために、咲いているのかもしれない。
そして、新しい出会いを迎える勇気のために。
手放していこうと思う。
きっと良いことがある。
別れでまず思い浮かんだのは、この曲だった。
うちのミモザ
我が家のミモザにも花がつきはじめた。
私が無計画に植えたミモザが枝を伸ばし、向かいのおばちゃんの、お花の世話をする場所に邪魔している。
花がつく頃、枝を切っては本当はいけないんだと思う。でも枝先がおばちゃんの顔に当たるといけないから、目につく枝だけ切ってみた。
洗濯物を干しに出たおばちゃんに「申し訳程度に切ってみた」と話すと「気にせんでええ」「お兄ちゃんがええ具合にするけえ」とも。
おばちゃんと一緒に住んでるお兄さんが、かつて植木屋さんに勤めていたのです。
おばちゃんちの玄関までのアプローチには、見事な花壇があります。
そのお兄さんが、私のミモザの世話もするから気にしなくていいという。
私が植えたミモザなのに。
おばちゃんは、朝イチで病院に行ってたのだろう。濃いめに眉毛を描いている。
「元気しとるか?アンタよう仕事するのぅ」
おばちゃんが、夜中のトイレに起きた時、私の部屋の明かりが目に入るのだ。
私は甘やかされてることを自覚する。
剪定したミモザの枝でリースを作った。
枝だけのリース。
花はまだまだこれからのお楽しみ。
少しの間、うちのミモザの花咲く様子に、お付き合いください。
USAKUMA BOOK 製作 クラバヤシマユミさんのこと
まだ何者でもなかった頃からの友達ほど、ありがたいものは、ありません。
その友達と、一緒に仕事ができるなんて、なんてしあわせだと思います。
クラバヤシマユミさんとは、18才の頃に出会いました。
一緒に岡村靖幸のライブに行き、岡村ちゃんのステップを真似して踊ったり、Bunkamuraシアターに『黄金の7人』を観に行ったり、初めてのQuattroもマユミちゃんとでした。
マユミちゃん選曲のカセットテープを毎シーズンごとに貰い、フリッパーズ・ギターにシビレたり、ヴィム・ヴェンダースに詳しくなったり。
とにかく、マユミちゃんは、私の中のずっと「イケてる人」なのです。
私たちはだんだんと大人になり、同じ時期に、それぞれの理由で、社会からドロップアウトします。
やりたいことも、やらなくちゃのこともたくさんあるのに。
そんな時期を手紙を交わしながら過ごし・・・・・今に至ります。
HOLY’Sに、クラバヤシマユミなくして、語れません。
ロゴにHP、DMなど、きっとみなさんも目にしていただいてると思います。
時にはキツイことを指摘し合い、しんどいことは、トボケながら笑い合う。
マユミちゃんがデザインの仕事をはじめてから、一緒に本を作るのが、私の夢でした。
USAKUMA BOOK製作経緯も、blogにて、詳しく書いてくれています。
私ができないことをいつも、カバーしてくれるのがマユミちゃんです。
ぜひblogの方も、読んでみてください。
「USAKUMA BOOK 製作する」
「USAKUMA BOOK 忘備録」とあります。