HOLY'S BLOG

チョッキの話

ベスト、チョッキ。
チョッキを愛する人は、一定数おられるようです。

もう1人の友達の話を書きます。

同じく2008年、広島での展示会を訪れてくれた友達が、私にフェアアイルベストをオーダーしてくれました。

私が作った試し編みを置いていて、友達は、何の前触れもなく、その一枚を私に差し出し「これでチョッキを編んでほしい」と言う。

友達は、何かにつけその私が作ったベストを着て、写真に収まっていて、私をよろこばせる。ブラウスとスカート、デニムにチノパンと。時には、被り物までしていたけれど。そのベストは友達にとても似合っている。

「働くセーター」を発表した「ゴフスタインと私」展 @READAN DEATにも友達は来てくれた。
「働くチョッキはできないか?」と友達は、11年前と同じ調子で私に尋ね、うっかり「ベストなら持ってるじゃん」と私が答えると「この感じでチョッキが欲しい」と重ねる。
(その時にはベストはまだなかった)
頭の中には「こうしたらできる」というのがすぐに浮かんだ。
「少し待っててね」

「働くセーター」の本ができた。
チョッキの作り方も載っている。
友達は、私がオーダーをお受けしてもいいし、自分で編んでもいいと思う。
できたことをよろこんでくれてることに違いはない。

薄手のタートルネックセーターをインナーに、綿シャツを合わせると温か使用の重ね着に、かなりの威力を発揮しますね。
だから働くベストは、ダウンベスト感覚で羽織れるよ。

 

長野へ送る

まだまだ寒さの残る長野へ、ベストを送りました。

昨年の10月、「働くセーター写真展」 ノーノ分室、開催で訪れた時にいただいたオーダーでした。
彼女と初めて会ったのは2008年。その前から、HOLY’Sを愛用くださっていました。

手紙のやりとりをずっとしていて、彼女がどこかへ出掛けたなら、小さなお土産が同封されて、
私達は、その長い時間をかけて、互いのことを、少しずつ、少しずつ知り得るのでした。

友達のよしみで、特別に私が先に着させてもらいました。

今くらいの季節から、このくらいの服装で、ベストで体温調節をする。軽めの上着を羽織る。
そんな感じで、花見の季節を迎えらてもらえたらと。

働くカーディガン×コーデュロイパンツ

コーデュロイパンツといえば、ウッディ・アレンしか思い浮かびません。
「ダサカッコいい」が自分の指針にあることは言うまでもなく、
人が働く姿も、その範疇にあると思います。
かすかなペーソスが効いてるとサイコー!です。

働くカーディガン。サイズ3を着用。col.#1390 Highland Mist

働くセーター×古着ジャージ

2021.3.1.

働くセーターがあたたかく、上着は薄手のもので、出掛けられますね。
・・・・・・・・・・
21の頃、都内某J大学の学生寮で、受付のアルバイトをしていました。
携帯電話が普及する直前で(特別な人だけ、肩から電話を抱えていました)
私の仕事は、寮生にかかる電話を取り次ぎ、郵便を仕分け、面会の呼び出しをすることでした。
4月の一日から始まり、5月の頃でしょうか。
私は、膝上にカットオフしたデニムに、Dr.Martin 10ホールブーツを履いていました。
私を見て、少し驚いた様子の男の子が、後に「ワークブーツ履いてる女の子に初めて会った」とその訳を教えてくれました。
都内某J大学です。
私だって、ワークブーツを履いてる女の子に会ったことなど、

一度だけありました。
彼女は当時、私が通っていた美容院で、私と同じDr.MartinのブーツにZuccaを合わせ、髪はシルバーブルー、襟足を刈り上げていました。
私は、ジージャンにアメ横で買ったタートルネックセーター(働くセーター#114と同じ色)と、母が縫ったツイードの巻きスカートにDr.Martinでした。

私はその黒のブーツを履き潰すと、次にチェリーレッドの同じ形を。
それも履き潰すと、ユニオンジャックの付いたUnder ground。靴底に鋲打ちのある10ホールブーツを履きました。
私は、どこへ行きたかったのか。

あの頃と、身につけるテイストは何も変わっていない。
そんなことをツラツラと思い巡らす昨日でした。

*着用は、col.119です。

いつもお世話になっています

@伊藤内科医院

働くベストと伊藤欣朗先生。

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