セーターのお洗濯

GWは、セーターを洗うタイミングです。
私がいつもセーターをお客さまに納品する時、一緒にお付けする「ウールの洗濯方法」を載せてみます。
ご参考になれば幸いです。

数を着てないセーターは、洗濯せず陰干しでいいと思います。
洗ったら早く乾かすことが、形崩れを防ぎます。
@jamiesonsofshetland のシェットランドヤーンで編んだセーターを純石鹸で洗った場合は、直射日光に当てて大丈夫です。
(他の中性洗剤は、わかりません。使ったことないので)
日当たりの良い場所で、数時間おきに裏表をひっくり返したり、向きを変えたり、触りながら乾かすことで、シワや干し癖がつかず、きれいに仕上がります。

カーディガンに、木や、革製のボタンを付けておられる方は要注意です
一番良いのは、ボタンをカーディガンから外して洗濯することをオススメします。
手間だけど、1番安心です。
特に本物の革のくるみボタンを付けておられる方は、濡らしてからの直射日光で、革がカラカラに乾いて形が変わります。
木のボタンでも、近いことが言えます。
他のボタンでもちょっと心配な場合は、洗う段階で裏表にし、ボタン部分が直接、石鹸水や日光に当たらないようにすることです。

(私は木のボタンに、革の裏ボタンなので、どちらもアウト笑
ボタンの位置に段数マーカーで印を付け、ボタン糸を切って外して洗濯します・・・めんどくさいけどね)。
そうやって手をかけできたので、私のカーディガンのボタン、良い色になってきてます。
ボタン付けが上手くなる!と信じ込ませてやりましょうかね。
HOLY’Sの日々
4月某日
「セーターを着る季節は終わった。もう次の秋までセーターは着ないんだ」と確信する日がありました。
編み物というより服としてのセーターが大好きな私は時々、自分がデザインしたセーターを日常でどんなふうに着ているかをSNSに投稿しています。
服が、装うことが大好きだから。
それは決して派手ではなく、普段着を楽しく着たいから、それだけの理由であげているのだけれど、セーターの季節になると、それは、しばらくなくなってしまう。
ふとそれに気づくと、とっても寂しい気持ちになりました。
そこで思いついたのが、別アカウントを作って、春も夏も着てる洋服をあげる、というInstagramでした。
早速やってみると、思った以上の反響をいただきました。
何より私が楽しい。
ということで、「#今日は何着る?」HOLY’Sの日々アカウントできました。
@naomiholysです。よかったらフォローもしていただからとよろこびます。
どうぞよろしくおねがいします。

片付けをしながら思うこと
ありがたいことにここ数年、2年半から3年くらいでしょうか。
おかげさまで忙しく仕事をし、走り抜けた感があります。
『一生ものアラン』『手袋と街』(文化出版局)2年連続2冊の刊行と、『わたしの一生もの〜「一生ものアラン」副読本』(dee’s magazine)と『アランニット帽編み方リーフレット」の自費出版と。
その前には『HOLY’S USAKUMA BOOK』(自費出版)の刊行もありました。
息をつく間もないほど、スケジュールを徹底して編んで制作を続けました。
それは、地方の編み物を生業とする身にとって、ねがってもあり得なかったありがたいことです。
本作りはチーム、そして日々の自分の仕事を行き来し、蔦屋書店でフェアもやっていただき、出張WSもたくさん機会をいただきました。
4月になり、やっと我に帰ると、これからオーダーの制作に取り掛かる前に、おざなりにしてきたうちの中に目が付きはじめました。
ひと所を片付けはじめると、あっちも気になりこっちも気になり、同時に、こんなに自分に集中することがなかったので、これからのことを考えます。
まず、私は『働くセーター』で、私を見つけてもらい、たくさんの方が編んでくださって、次の仕事へと続きます。
たくさんの出会いをいただき、その中には、生涯の友といえる幾人かに出会えました。
私はこれからも、編み物を、自分が生かされたこの仕事を、もっともっとやっていきたい。
作りたいものはたくさんある。
もっともっと作りたい。
そのためには丈夫な心と体を持って、しなやかに、日々に取り組みたい。
暮らしが仕事、仕事が暮らし
民藝運動の河井寛次郎が言った言葉が、私の生活も照らします。
私が編み物からいただいた恩恵を、これからはまたみなさんにお返ししたい。
そのためには、まず自分の暮らしを整えることに今は集中し、とことんやってやろうと思いました。
私には編み物を通してやりたいことがまだまだたくさんあります。
その機会が来た時に、潔く旅立つ準備を今からする気持ちです。
先日、友人でもあるMOUNT COFFEEさんのポッドキャスト「RADIO YAMABON」のshunshunさんの回を聴きました。
shunshunさんは、自分の絵で人を癒せるようになりたいと言われていました。
アーティストはドクターでもあるそうです。
私はそんなこと考えたことなかったけれど、働くセーターを編んでくださった方から、「働くセーターが本当に好き」と話されたことが何度もあります。
まさかそんな言葉を1人や2人でなくもらえるなんて、夢にも思っていませんでした。
私が編み物で光をもらったから、お返ししたい。
それは背伸びしすぎた考えかもしれないけれど。
私が編んだセーターを着た誰かに笑顔になってもらいたい。そんなセーター編みになりたいです。

『働くクルーネックベスト編み方』

もうひとつ、お詫びと訂正があります。
自費出版になります『働くクルーネックベスト編み方』の裾ベンツの2目ゴム編みの前側の段数が間違っていました。
たいへん申し訳ありません。
作品見本では、前側が5cmで12段です。

・・・

働くクルーネックベストは、すでにたくさんの皆さまに編んでいただいてることと思います。
この何年も、この間違いに気づかなかったのは、私自身、着る相手によって長さを調節し、変えていたからだと思います。
編み図上の間違いは明らかですので、本当に申し訳ございません。
お手元にお持ちの皆さまには、訂正を書き入れていただき、裾の2目ゴム編みは、お好みの長さで編んでいただると、私もとてもうれしいです。
お詫びと共に、どうぞよろしくおねがいいたします。
*今後、販売店舗さまには、正誤表と解説をお配りいたします。
次の版より直したものを販売いたしますので、引き続きどうぞよろしくおねがいいたします。



