今日のご飯
いつもの地味ご飯。
今日は、黒豆小豆ご飯。玄米です。
安定の満足感。我ながら、ほっとするおいしさです。
ハマチのアラ炊き。
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前もって仕込んだ時間の分だけ、味が染みます。
子供の頃は、目の玉を食べると頭が良くなると信じていました。
なので、今日も食べました。
ルームシューズの仕立て
ルームシューズの中敷を縫い付けているところです。
圧縮フェルトにネル生地をあらかじめ縫い止めたものを、仕上げ洗いを済ませたルームシューズに縫い付けていきます。
針目は、三歩進んで二歩下がる針目で、細かく。糸は引き切らず、少し余裕を残して。
糸の遊びに寄って、編み地に沿って中敷も動きが出るので、履いてても動きやすく、ニット地も中敷も傷みにくくなります。
ルームシューズの底全面から踵にかけてスウェードを縫い付けます。
ピックスウェードを型どおりカットし、ステッチ穴を開けておきます。
待ち針で止めて、スムース糸で編み地をしっかりすくいながら、ブランケットステッチ留め付けていきます。
踵のカーブに、タックを寄せて。
完成しました。
ボタンは1900年代の1ペニー硬貨を模してます。
原毛色のフェアアイルベスト
今日のお渡し。原毛色だけで配色した前開きのベストと、ドンクリペンダント。
ベストと一緒に着けて頂いたらよかったです。残念。
このお客様と言うより、年の離れたお友達と言いますか、彼女は、私が初めて編み物クラブを勤めた病院で、ご参加くださっていました。私が20代後半の頃。
もう長くお付き合いさせて頂いてます。
おばあちゃんばかりの中で、彼女にとても助けて頂きました。
その時の気持ちを、今日は、ふとお話しながら思い出していました。
この時のことは、またいつか記していけたらと思います。
もはや、HOLY’Sの定番商品とも言えるこのパターン。すでに前開きベスト2着、ストール、ヘチマカラーのカーディガン、指なし手袋と作っており、あの方この方と着て頂いております。
原毛色5色で配色してあります。
染めてない糸の柔らかさは、また格別です。
当初は自分用のカーディガンにしたくて試し編みを作ってましたが、オーダー頂いて作ったのが先になりました。
今回は、お客様の体に沿ったベストになるように形作りました。
着けるボタンに寄って、雰囲気も変わります。
今回は、彼女への私のイメージで、可愛らしく。
ドングリのアクセサリーは、カブトピンにぶら下がったタイプもあります。
季節は駆け足で進んでますね。
友人から銀杏のおすそ分けを頂いて、改めて感じています。
(茶碗蒸しにしました。)
私もオーダー頂いてる制作を早く早くと気持ちは焦りますが、そんな時は失敗ばかりしています。
急がば回れ、丁寧に仕事を進めます。
お待たせしております方々、今しばらくお時間を頂けたらと思います。
仕立てについて
日本人唯一、現地にて独立、活躍されてるタイユール(フランスでのオーダーメイドスーツを作る人)
鈴木健次郎氏の本を読んでいるので、
フェアアイルのボタンホールも、どうしたら丈夫に綺麗に出来るか、考えて作っている。
厚みは出したくないので、ひたすら細かく。
ボタン裏は、ピックスウェードを敢えてボタンより大きく丸く抜いたものを、裏ボタン代わりに使っています。
カーディガンの内側も柔らかく体に馴染むように。
この皮ボタンを大きくすることで、前立ての張りに、少しは助けにならないかと思っています。
こういうボタンボールやボタン付け、残り糸の始末などの仕上げ作業も、以前は根気仕事だったけど、最近は楽しくなってきています。
ドロップショルダーのベスト
昨日、お渡し。
この日を楽しみにしてました!
編み物クラブ中にも関わらず、着て頂きましたよ♪
クラブの方々にも見て頂きました。
胸周り106cm 着丈54cm
裾のゴム編みでシェイプ、長めにデザインしました。
オーダーしてくれたのは、友人でもあります。ベースの紺色は彼女が選び、その紺色を彼女が着るならと、おのずと使う色は決まりました。
配色については、以前のブログで書きまして、こちらです。→試し編み
大きめで、というのは彼女のリクエストで、肩の落ちた感じを出したくて、今回初めての試みをしました。
前身頃だけに大きく斜めに肩を編んで真っ直ぐの後ろ身頃に繋いでいます。
こうすることで、肩の上に柔らかいラインが出せました。
友人は、重ね着してたカットソーをベストお渡しの紙袋に納め、このベストを着たまま帰って行きました。
とても似合っていたし、気に入ってもらえたようで、何よりです。