カモシカベストの持ち主は
昨年、お渡ししたベストはお母様から息子さんへのクリスマス・サプライズ・プレゼントとなりました。→その日記
所用で、(その日がちょうど24日で、私はうっかりイブのことを忘れていた)
お仕事場にお邪魔した所、プレゼントお渡しと着られた様子を、偶然、写真に収めることが出来た、という訳です。
実は、親子でHOLY’Sを着て頂いてます。
お父様のベストは、もう12年位着て頂いてます。
襟ぐりや裾のほつれを、その都度お直しに出して頂いてます。
本当は、息子さんがこのベストの上に紺のスーツジャケットを着られた感じが、とてもすてきだったのですが、「あぁ、いいなぁ」と思って、写真を撮ることは忘れてました。
カメラを向けるのは、こちらもあちらも身構えてしまいます。
いつもの仕事着の中に馴染むベストとなりますように!
今日からオーダー会です。
2月19日(金)~25日(木)
詳しくはこちらまで。
21日の午前と、23日の午前、24日、25日は10時~15時の間で。
ご予約お受けできます。
どうぞよろしくお願いします♪
今日の編み物クラブにて
今日は、水曜の編み物クラブでした。
初めてのフェアアイルベストを編まれています。彼女の丁寧な仕事に感動しています。
袖ぐりのエキストラステッチをいよいよ切り開き、ここから袖ぐりを作っていきます。
編み物の基本が詰まった指人形のワークショップから、初めてのご出産に迎えられるので、ベビーシューズに挑戦された彼女は、今月末からしばらくご実家に帰省、いよいよ赤ちゃんが生まれます。
クラブも終わり、身支度をされてるところ。
ご自分で編まれた手袋が、その日のマフラーとなんとも色合いがあっています。そしてバックに、青い鳥のブローチを着けておられました。
今日も和気あいあいと、最近は私が何かを言うより、クラブの方々で、励ましたり、慰めたり。(失敗してほどくのは、いつでもみんなやっています)
本当に楽しく、そしてみなさんそれぞれで切磋琢磨という感じです。(四字熟語にすると固いです^ ^)
真っ赤な手袋
オーダーでお作りしたスリットボタン手袋です。
いつも着られる洋服が黒や紺が多いので、とのことでした。
シェットランドヤーンでは、赤にも幾つかありますが、お選びになられたのは、Madder(茜)と名の付いた少し黒みがかった落ち着いた赤です。
スリットからは、ブラックウォッチのウール生地が覗きます。
ボタンも、うちにあったストックからお選びになりました。
風が冷たくて、自転車で走ると頭がキーンとする寒さの今日、早速お渡ししました。
手自体というより、指の長い方で、いつも大きめの手袋を使われていたそうです。
HOLY’Sでは、手袋は手の輪郭をなぞって、指の長さや厚みなど、その方に合わせてお作りしています。
時々、体型は大きくなくても、手だけしっかりと大きな方がいらして、既成の手袋では合わないとのこと。
私が出会ったその方の手は素晴らしく、手が大きかったから介護のお仕事されてるという訳ではないのでしょうけど、人のお世話をされるお仕事に就かれておられました。
私もそんな手になりたいと、憧れます。
2月19日(金)~25日(木)
オーダー会、HOLY’Sの仕事部屋にて行います。詳しくは、こちらまで。
ご予約、受付中です。
ご希望の方は、なるべくお早めにお願いできたらと思います。
どうぞよろしくお願いします。
ルームシューズ再び
HOLY’Sルームシューズの始まりは、オランダの木靴のイメージからと記憶していたけど、
北米インディアンが鹿革から作る、足に柔らかく丈夫で、いつまで履いても疲れないモカシンが意識にあったことを思い出した。
『ローリングサンダー』をはじめ、北山耕平氏訳著の本を貪るように読み耽り、
私もインディアンのように、強い体を持ち、小さなズタ袋ひとつで旅に出られる人になりたいと、あの頃、切望していた。
必要な物を自分の手で作ること。
自分は今、HPやお知らせで、インターネットの力を大いにお借りしてやっているので大きな事は言えない。
HOLY’Sの物作りにおいて、使えそうな機械は今の所、見当たらない。
時々、どうしてこんなに一個ずつしか出来ないんだと歯痒くなることもあるけれど。
これからも機械が入ることはないだろう。
自分の身の丈で、生きていく術を身に付けたい。
オーダー頂いたルームシューズ、原毛色の色合わせで、今まで色々作ってはきたけど、この色合いのルームシューズは、初めてのような気がする。
ボタンは、私がオーダー頂いた方に似合うボタンを選びました。
24.5センチ、レディス用ルームシューズ。
追記
今日、ルームシューズをお渡ししました。
早速履いてみてくださいました。
直しながら履いている私の12年もののルームシューズと。
オーダー会のお知らせ
2月19日(金)~25日(木)
受付中です。
詳しくは、こちらまで。
一昨日の編み物クラブで
編み物クラブの方の作品、ネックウォーマーです。
奥のリスのパターンのをまずはご自分用に、手前のカモシカパターンを旦那さま用に、二つ編まれたことで、編み込み模様で綺麗に仕上げるコツや技術を、しっかりと身に付けられました。
「このパターンのところは何度も編み直しました」
きっとお話くださるその何倍も、時間をかけられたことと思います。
自信を持って、着るものに挑戦できることでしょう。
どちらもHOLY’Sオリジナルパターンのアレンジです。
誰かのために生まれたパターンが、編み物クラブで人気のパターンとなっており、「編んでみたい」と言われる方が続いています。
彼女はどんな気持ちかな。
このネックウォーマーのリスが、私のよりスマートな気がするのは、編まれた方に似るからかしら。