NOW ON KNIT
アランベストになるその途中です。
今回のお客様は、アランでありながら、すっきり見せたいとのこと。
オーダー会の時には、アランベスト合わせたい、お気に入りのスカートをお持ちになられ、一緒に来られたお友達と3人で、何色の毛糸が良いか、あれこれ相談し合ったのでした。
そのスカートにももちろん、パンツにも合わせやすい、このShetland Blackに、3人合致しました。
小柄な方なので、縦方向に伸びるパターンの組み合わせにしました。
メインとサイドの間に入る、木のパターンが、私は好きです。
柄の雰囲気に変化を持たせ、サイドのパターンへと流れます。
前後を繋ぐ脇のパターンは、より古いガンジーセーター(表編みと裏編みだけで作られる)のダイヤ柄にしました。
そうは言っても、まだアランは、数える程しかデザインしてないので、今のところ、一枚一枚、少しずつ変化させていくのが精一杯です。
枚数を重ねながら、自分の好きな感じを探していきます。
今回は、前回のカーディガンを仕上げてから思い付いた、試してみたいアイディアがあります。
仕上がりや使用に大差はありません。
ただちょっと、そうした方が使いやすく、より丈夫なんじゃないかな。
それも試し編みしてみなくちゃだ。
あともう数段編んだら、脇下を取り、前後の見頃に分けて編み進めていきます。
今日の編み物クラブ
今日の編み物クラブは、お盆明けのためか、人数少なめ。
久々に写真が撮れましたぜ!
『暮らしの手帖』に掲載されていたレッグウォーマーをご自分の配色で編まれています。
差し色に、マーメイドブルーと、マンティラと呼ばれるピンク。すごくお似合いになるだろうなぁ。
フェアアイルベストの袖ぐりエキストラステッチを切り開きます!
この後、袖ぐりから目を拾って、二目
ゴム編みを編み付けます。
フェアアイルカーディガン。
前後身頃が編み上がったところです。こちらも袖口のエキストラステッチを切り開き、目を拾い、袖を編み付けていきます。
花模様を囲むグラデーションの色合いがたまりません。
良い色合いの配色には、それぞれ関連する毛糸の色名が自然と連なるのですけと、この配色にもリネン、月桂樹、アーティチョーク、アスパラガスなど、植物の名前が並びます。
コツのいる箇所が重なった今日のクラブ。
頭をたくさん使いました。
MUJI BOOKS
9月16日より、広島パルコの無印良品にて、MUJI BOOKSがスタートします。
そこで展開される「本人(ほんびと)」のコーナーに、私も参加します。
本分社 財津正人さんの「MUJI BOOKS」の記事
財津さんのブログ
財津さんからご連絡頂き、正直「本当に私なのか?」と、しばらく固まりました。
でも、きっと財津さんのお考えがあってのこと、
そして何より頭の中に、さっと5冊が思い浮かんだので、心を決めました。
断る理由が見つかりません。嬉しくて仕方ないのだから。
おすすめかと言われるとちょっと困るけど、自分にとって大切な5冊であること。
枕元に何度も置いて眠った、たぶんその先頭5冊。
昨夜、その小さな文面を送信しました。