2017.03.12
ある日の仕事
先日、母のセーター仕事が進み、袖を編んだとのこと。
袖口は、長めのゴム編みにすると決めています。
袖を約束の長さ30cm、編んだそうです。
確かに30cmありました。
当初の計算では、90段で30cmのはずです。
母に、段数を数えたかと聞くと、
「数えてない」と言います。
片方の袖の段数を数えてみると、100段ありました。
円周が小さくなると手がキツくなり、目が詰んでしまってるようです。
これは妥協しないと前に進めません。
左右の袖で段数を合わせたかを聞くと、
それも「わからない」と言われてしまいました。
私の愚問です。
そもそも段数を数えてないのですから。
もう片っぽうを数えたら103段でした。非常に気持ち悪いですが、103段の方をすでに母がゴム編みで進めています。
洋裁の考え方だと、気持ちは悪くないのでしょうか?
今回ばかりは103段に合わせるしかありません。
仕方ない。
「私がこっちから編むよ」
母が着ているのは、自分で編んだVネックのセーターですが、手がキツくなり、計算より身頃が細めに、仕上がりました。
形だけは、映画『炎のランナー』の揃いの白いVネックセーターの様で、
少しだけ羨ましいような気がしています。