HOLY'S BLOG

ポットキャッチャー

9月より、ポットキャッチャーなる鍋つかみを、ご近所のパン教室「hachi labo」で、販売させて頂くことになりました。

ポットキャッチャーは、5年前に、五日市の雑貨屋FRASCOの2階をお借りして、hachiさんと二人で、
「*8 holy’s store 」というイベントを企画した折に、hachiさんからの提案で、誕生しました。名付け親でもあります。ポットキャッチャー☆

hachiさんが、ヨーロッパ旅行土産で貰われた鍋つかみが、とても使い易いとのこと、その形を基に製作しました。
縫製は、HOLY’Sの母です。

使用例を撮ってみました。

コーヒーポットに。

片手鍋に。

hachiさんは、中華鍋を振る時にも、具合良いそうです。


すぐ手に取れます。
もう4年位、使ってて、何度も洗濯してますので、色褪せしてますが、まだまだ使えそうです。

例えば、

こんな柄のが、あります。
ちょっと汚れても気にならないように、色柄のプリント生地を使っています。
陽気すぎる色合わせですね、我ながら。(笑)
台所仕事の彩りになったり、コーディネートを楽しんで頂けたら嬉しいです。

わずかに、中綿の厚みに差があるものがあります。母(通称ミヤコ~ズ)が、地味に改良を重ねているので。
使用には、問題はありません♪

hachi laboのコーナーに、モリモリっと、置かせて頂きました。

FRASCOでも、引き続き扱っていただいております。
よかったら、覗いてみてください。

本の会 2回目

8月初めの日曜編み物クラブ、終了時に、「本の会」2回目となった。
今回は、ここの紅茶屋さんの奥さんも、ご参加くださる。

しかし、「私のこの一冊」のはずが、何冊も持って来られる方が、一人じゃない。
ま、私もこの度は、シリーズ物で、2冊持参したが。

「気に入ってるが、まだ読めてない、いつかは読みたいシリーズ~」と、テーマを自分流にアレンジして紹介してくださる方もいて。
自由ですね。
それが、これ。
大事に思ってる本ってことは、伝わってきます。

お気に入りの絵本いろいろ。
そして、

一冊ずつの紹介は、割愛させて頂きます。というか、、できません。(笑)

編み物好きは、本好きでも、あるようです。

次回に続く、たぶん。

光る野菜たち

ご実家に帰られたご近所さんより、ご実家畑の採れたて無農薬野菜を頂いた。
本当なら乾燥を防ぐために、茄子もピーマンも、すぐに新聞紙にくるまなきゃだけど、きれいすぎて、ピカピカしてて、しばし隣に置いて眺めている。

お腹にも、入れてみたい。

ラタトゥイユにしてみた。
(真似させてもらったよ♪)

茄子の食感って、ホクホクって、言ったっけ?

夏休みの、「実家に帰る」のおすそ分けを丸ごと頂いた。

レッグウォーマーと言うか

つま先とかかとのない靴下と言うか、

靴下として編んでいたのを、途中から形を変えて編み直したこれを、
昨年の冬に、ずっと履き続けた。暖かくて、欠かせなくなった。

洗ったら、見違えるほど綺麗に復活してくれて、
改めてこの糸を有難く感じる。

ビリケンシュトックのボストンも、これを靴下の上から重ねたままに履けて、オーロラシューズの「MIDDLE ENGLISH」も、ベルト調節して履けてしまった。
足のつま先とかかとで決まっていて、甲のところに少し余裕のある靴なら、全てとは言えないけれど、履けてしまうのだ。バレエシューズ然り。

「北欧伝統の編物」(日本ヴォーグ社)の中に、フットウォーマー《レギンス》として、踵とつま先のない靴下が、載っていて、
「くるぶしが被われる状態ならば、足は十分暖かく保てるのです。ですから一番よくすり切れやすいつまさきやかかとを編まなくてもいいわけです。」とあった。
太い血管を囲めば、ということなのかな。

で、もっと足の形に沿ったものにしたくて、この形になった。

つま先とかかとの開きをもっと大きくしてみた試作。
つま先は、もう少し開いててもいいのか?まだ考えている。

模様を入れ替えて、大人っぽくも履けるように、こんな色でも作ってみた。

そうか、フットウォーマーと呼ぶことにしよう。

「アラン」その2

お父さんのアランベストも、お母さんのと同じ、形はVネックで、色は紺のリクエストだ。
ご注文主の方の、旦那様のお父様、お母様への思いが偲ばれる。

お父さんのベストに、実がたくさん付いてたりして、可愛いらしかったらいけない。
ひたむきに仕事に向かわれてきたお父さんが、着てくださるベスト。
仕事着のジャンパーの下にも、重ねられ、温かくも、かさばらないこと。
お父さんの力強さも、優しさも、内包するようなベストをと思う。

シンプルで、それは一見、何の変哲もないけれど。



編み物オタク的な話にはなるが、今回、以前から考えていた、アランセーターで試したい技法を、お父さん、お母さんのベストの中に、詰め込んでみた。

まず、両前身頃、後ろ身頃を続けて編む。
脇を継がないから、ゴロゴロしないはずだ。
リブ編みから、縄編みを入れて身頃へと繋げる。
前立ては、お母さんのは身頃を全て編み終えてから、様子を見ながら、編み付けていった。
ボタンホールが、前立ての縄編みを崩さず、その内側に収まる。
胸元に綺麗に馴染むように、調整しながら、編み付けていった。

お父さんのは、前立ても、身頃と全部ひと続きで、編んでみた。ボタンホールの位置も、身頃の丈と計算して、Vネック
へと続く。

袖口は、収まり重視で、前立てとは、向きを変えて編み付けた。

アランセーターは、通常、強撚糸と言われる、依りの強い並太以上の糸で編む。それが縄編みをしっかりと浮きあがらせ、丈夫で、温かなセーターとなる。

シェットランドヤーンで編むなんて、編み物の神様が聞いたら怒り出すかもしれない。
でも、あの色糸の深みを思うと、使わずにはいられない。
2本どりで、編むことで、自然と依りはかかってくる。
糸を落とさないように、針をしっかり動かして編むこと。

模様の作りのメリハリを付けながら、目を捻り編み進めることで、強撚糸でなくとも、模様の美しさが出せたらと思う。

正直、やり直しも何度かしたけど、新しい試みが果たせた思いだ。

この2着のベストは、雪の街の、冬本番に差し掛かる頃に、お二人に渡される。

1 172 173 174 175 176 177 178 179 180 186
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