今日の編み物クラブ 2015.12.26.
今日は、編み物クラブでした。
Mさんに、仕上がったばかりの初フェアアイルベストを持って来て頂きました。
お仕事のご都合で、今日はスーツ。
ブラウスの上に着て頂きました。

私の計算間違いで、随分着丈が長めになってしまいましたが、背の高い彼女ですので、うまく着こなしてくださることでしょう。
いいですねぇ!
なんかブラウスが上がっちゃってる?
襟が、、、
下からブラウスを、引っ張って。
第ニボタン、留める?
何だか大人しくなってしまいました。
襟元は開けてた方が、大人っぽい着こなしになってたんだあ。

ごめんよ。

あくまでも年上を立ててくれるMさんでした。
こちらこそ、頭が下がります。
製作中 2015.12.25.

「限りなく黒に近い焦げ茶」とシェットランドの人が言ったかどうかわからないけど、原毛のままの色の「シェットランド・ブラック」で編んでいます。
パターンは「ガチャピン」を入れたカーディガンで、とのオーダーです。
オーダー主様、当初「黒で」とのリクエスト。
お話しを聞いていると、真っ黒より柔らかいこの色の方が着まわしが効くような気がして、私の方から、提案させて頂きました。
シェットランドブラックなら、黒っぽくも茶色っぽくも、洋服の合わせ方で表情を変えてくれるのです。
目下の私の悩みは、いいボタンが作られなくなったことで、現行で作られている特に木のボタンは、ほとんど形が単一化されています。
ちょっと雰囲気のいい形の物は、もう古い物でしかなく、昔からの手芸屋、洋裁材料店でないと手に入りません。
今は木のボタンを彫る職人さんがいなくなり、またそういうボタンは、たいがいヨーロッパで、作られた物と聞きます。
広島市内の、自分が好きだと思うボタンは、かなりの量をここ10数年かけて買い尽くしたと言っても大げさではないと思います。(笑)
このボタンは胡桃の木で出来ています。
形より風合いの渋さが、甘過ぎないニットに仕上げてくれるように思えます。
以前、これも長野の友人が、叔母さんが営まれていた手芸屋を畳まれるとのこと。
数が色々の大小様々な木のボタンをたくさん送ってくれて、それはもう嬉しく、そして大活躍しました。
今も時々登場します。
母が婦人服の縫製を生業にしていたので、ボタンは子供の頃から家中に溢れていました。
洋服が傷んで着られなくなっも、ボタンだけは取っておいた物が、大きな箱の中にたんまりとありました。
大きな会社に入ってからは、それは高級服のボタンの残りを買って帰ったり、珍しいフォックや止め金具、ブレードなど、借りて帰り見せてくれていました。
そんなことで否が応でも、「ボタンを見ると、テンション上がる」の反射が身に付いてしまったようです。
買って頂いたHOLY’Sニットについては、(そこは門前の小僧ですので)商品として、気持ちは離していますが、もしその手袋やルームシューズ自体が、ボロボロになってしまっても、ボタンだけは取っておいて頂けたらと、ささやかに思っています。
将来そのボタンは、すごい風合いを出すやもしれません。
新しく仕立てた物にボタンだけ付け替えることもできますしね。
話が随分脱線してしまいました。
今日は、クリスマスで満月。1970何年だかぶりらしいですね。
さっき見上げたら、まだ少し東よりのてっぺんに拝めました。
満月の夜にボタンのことをひとしきり思うのも、(しかもお風呂の中で)なかなか良いものです。
紺色のトナカイベスト
取材などあり、仕上がりをお預かりしていたトナカイベストを、やっと一昨日、ご納品して来ました。

お母様から息子さんへ、誕生日プレゼント替わりにオーダー頂いたのですが、
一昨日お渡しに行くと、「クリスマスプレゼントに隠しておく♪」とのことでした。
ちょうど先日うちで、お客様に試しに着て頂いたのがとてもよかったので、その写真を載せさせて頂きます。

青いシャツに紺色のベストを無理やり着て頂いてしまいましたが、履いておられるパンツの感じと、とても良い感じで嬉しくなります。
やっぱりハンガーに掛けてあるよりもね。
その場におられた方々からも、「いい、いい~」の声に、照れておられました。

いつもはオーダー主様に、一番に見て頂くのですが、今回はこの写真をオーダー主様のお母様にも、見て頂きました。
「かっこいいねぇ!」
さて、息子さんにはいかがでしょう♪
お直しのおやつ
母とのお直し仕事の日、私達にはおやつがあって。
それはその日の前々日の編み物クラブに、クラブの方が作って来てくださった米粉のレモンケーキ。
ある日突然小麦アレルギーになった彼女が、研究を重ね、米粉で作るおいしいお菓子として、作ってくださった。
当日には、シフォンケーキも頂いた。
なんで作ってくださったかと言うと、彼女からのメールの一文に、私がとても感心してしまったから。
「米粉のシフォンケーキに生クリームとあんこのせ、うまうま」
世の中にそんなデラックスな甘物があるとは!
いつかパン教室で習った「抹茶のロールケーキ黒豆入り」(中の生クリームにあんこが混ざってる)と同じ位、びっくりした。
で、編み物クラブの時に、本当は彼女に、「生クリームは、何分だて?」かを聞いてみたくて、メールの話を持ち出した私に「作って来ましょうか?」
まるで催促してしまったではないか。
でも彼女だってお忙しいはずと息を潜めながら迎えた次の編み物クラブが、一昨日だったって訳です。
そしてシフォンケーキとレモンケーキまで、作って来てくださった!
と、いう訳で、地味すぎる母と私の直し仕事の一息に、レモンケーキをお相伴預かった。
普段おやつ習慣のない私達には、十分すぎるおいしさです。
(これ、褒め言葉にはなってないな)
とにかくおいしかったのだ。
シフォンケーキにあんこと一緒にのせる生クリームは、好きな固さに立てればいいのだ。
今頃になってそんな質問をしなくてよかったと思っている。
ベストお直しの巻
10年冬の間ほぼ毎日のように着て頂いてるベストのお直し。
もうすでに何度目か。
替えのベストもお作りしてるのだけれど、このベストが落ち着かれるらしく、
裾や襟ぐり、ボタンホールの編み地が、摺り切れ、ほつれ、糸自体細くなっており、擦れやすい配色糸は、どこがいつ切れてもおかしくないほど。
私もすでに1日、一目一針と刺したけど、終わらず、HOLY’S唯一の専従業員である母に登場願った。
刺し足す前は、写真撮るの忘れました。
これは刺し足したところ。

さらに母に刺し足してもらうが、
これじゃメリヤス刺繍の針の運びではなく、ステッチ刺しになってるじゃないかと、こちらの説明不足を責められながらも、否応なくやり直してもらう。
地味な作業続く。

数年前、いくら仕事の順番とはいえ、お直しでお預かりした手袋をなかなか直せず、お客様に長いことお待たせさせてしまった。
あれから、お直しについては、なるべく早くお返しすると決めている。

広げてみると、10年前の未熟さばかり目に付く。あちこち反り返っている。
それでもお客様に、気に入って頂けているのなら、これでまた5年、10年着て頂こう。
メンズ前開きベスト
胸周り116cm
着丈68cm
☆HOLY’Sニットのお直し、ほつれなど、お気づきになられたら、お早めに。
そして冬から春へのシーズン終わりに、お出し頂けますよう、よろしくお願いします。