HOLY'S BLOG

今日の編み物クラブ


編み物クラブの冬使用も、そろそろ終わりかと準備をしていたら、
今日は、また寒くなりました。

とにかくみんな、それぞれの物を淡々と。
今日はここまで、
次回までにはここまでと、
確実に仕事を進めていきます。

それにしても、美人率がえらく高いぞ。
ドキドキしちゃうじゃないか。

おやつは、バナナケーキでした。
なんてったってピンカートンズ・スークのレシピです。
紅茶は、スーク奥さんオススメのニルギリ。
昨日は、チャムラジの方。
香り高く大人の味の方ですぜ。
ケーキの上に並ぶはずだったバナナのスライスは、焼き上がると姿を消し、
満遍なく散らかしたはずの胡桃は、真ん中に仲良く集まってました。
クラブが始まる前に、クラブの方からこっそりレモンと胡桃を頂きました。
私は、柑橘が好きで、使えるものは余さず使います。
ちょうど、バナナケーキにレモンと胡桃を使ったところでした。
レモンは、前回彼女に頂いたもの。
そんなこんなのシンクロニシティに、ほくそ笑まずにはいられません。
これで、よつ葉のバターが(抽選に応募してます)届いたら、
心置きなくまたバナナケーキが作れるますよ。
今度は、バナナの顔が並んだのを。
待ってるよ、よつ葉バター。

ある日の仕事

先日、母のセーター仕事が進み、袖を編んだとのこと。
袖口は、長めのゴム編みにすると決めています。
袖を約束の長さ30cm、編んだそうです。
確かに30cmありました。
当初の計算では、90段で30cmのはずです。
母に、段数を数えたかと聞くと、
「数えてない」と言います。
片方の袖の段数を数えてみると、100段ありました。
円周が小さくなると手がキツくなり、目が詰んでしまってるようです。
これは妥協しないと前に進めません。
左右の袖で段数を合わせたかを聞くと、
それも「わからない」と言われてしまいました。
私の愚問です。
そもそも段数を数えてないのですから。
もう片っぽうを数えたら103段でした。非常に気持ち悪いですが、103段の方をすでに母がゴム編みで進めています。
洋裁の考え方だと、気持ちは悪くないのでしょうか?
今回ばかりは103段に合わせるしかありません。
仕方ない。
「私がこっちから編むよ」

母が着ているのは、自分で編んだVネックのセーターですが、手がキツくなり、計算より身頃が細めに、仕上がりました。
形だけは、映画『炎のランナー』の揃いの白いVネックセーターの様で、
少しだけ羨ましいような気がしています。

編み物クラブより

編み物クラブも、年度末を迎えているようです。
それぞれの方の環境に変化あり、
今、少し空きがあります。
「作りたいものを作る」
少人数制の編み物クラブです。
緩いクラブと見せかけて、実はそうでもないかもしれません。(笑)

クラブの日は、
毎月、第一日曜、
第一・三水曜、第二・四土曜、
午後1時~4時
*部屋の広さに限りがありますので、事前にご予約ください。
HOLY’S CONTACT

ご希望の方には、編み物クラブ仔細のリーフレットを郵送しますので、ご住所をお知らせください。
作りたいものを作る方は、受講料2500円。(材料費など各自)
編み物の基礎が詰まってる初級ワークショップは、材料費・テキスト込みで、3600円。
(指人形のクマかうさぎ、もしくは珈琲豆コースターが、きっと一回のクラブでできるはずです)

腕に覚えありの方は、クマ、うさぎに限りません。

珈琲豆コースター
そうは言いつつも、人数の少なさは、新しい空気を生むこともしばしばで、今は今で大切な気もしています。

『おばあさんのひこうき』

佐藤さとるさんが亡くなられて、追悼文をいくつか読みました。
その中で、『おばあさんのひこうき』という絵本を知り、
図書館でリクエストを出して、まず読みました。
編み物上手のおばあさんが、より込み入った蝶々の柄を編むことに挑戦し、いよいよ大きな計画を実現するお話です。
先日、年上の友人宅で、1968年に発行された原出版を見せてもらいました。
私が図書館から借りたのは、1999年発行の改訂版で、
原出版には、「まえがき」と「あとがき」それぞれ別の人の文章で載っています。
私にとってそれは、背中を強く押される文章で、
その「まえがき」を写真に撮ってもいいかと尋ねたら、
「それなら、尚男(私のあだ名)が、持ってて良いよ」と頂いて帰りました。

ホクホクと2冊を並べていたら、今日、仕事に来た母が読み入ってしまい、




改訂版を先に読み、村上勉さんの絵を見比べて、

また読んでいます。
文面は全く同じなのに、すっかり読み入ってしまいました。
「仕事してくれませんかねぇ?」
声高になりそうな言葉を、ぐっと飲み込んで、
平仮名ばかり並ぶ原出版も熟読している母に、感心しました。
読み終えると母は、すっかり仕事をしたような顔をして、帰り支度を始めました。

うれしい再会

初めての自転車道を開拓し、一人悦に入っていたら、4年ぶりのお客さんと再会しました。
ちょうど駅前に差し掛かる商店街で、
店先に顔を上げた彼女に、声を掛けました。
カットが変わっていたけれど、私にとって彼女の黒髪は印象深く残っています。
私の初めての指人形のワークショップは、彼女のお友達の輪の中で、
その後も、会う度に互いの近況を報告し合っていました。
お客さんと言うより、もっと親しい方ですね。
「今日も持ってるよ」と見せてくれたのがこの手袋です。



2008年の個展『手ぶくろ展』での「ひつじちゃんグローブ」です。
これは彼女のHOLY’S手袋のふたつめで、
最初にお作りした真っ赤なトナカイ手袋は、中指の腹の所が薄くなっているそう。
直せるからねと、次に会う約束をしました。

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