HOLY'S BLOG

水仙

母との鍼治療の帰り道、畑がショベルカーで掘り起こされていた。
その固まりが寄せてあったので、畑に入り、こっそり球根ごと何本か、頂きますね、と持って帰った。
母は黄色が良いといい、私は白が良いと思い、それぞれを何本かずつ。
持っていた折り畳みの買い物袋に入れて、バスに乗った。

茎から下は庭に植えて、花はクチャっとしてたのを思い切って水切りしたら、朝にはこんなに元気になった。
あの香りを振りまいている。
白の方が好きだと思ったけど、黄色もいいではないか。
いっそ黄色だけで統一すればよかったか。
そういえば、シェットランドヤーンの中にも、水仙(daffodil)という糸色があり、それはレモンより濃い黄色だ。
確か、写真の中のシェットランド島でも見られた花だったと思う。
私は水仙には、思い出が残っているけど、これからは、春を連れてきてくれるだろうか。
ここで毎年、亡き社長のことを思うのも良い。
来年の今頃は、うちで水仙が見られますように。

ほどいてもほどいても

拝啓、お元気ですか?
今日はまたぐっと気温が下がり、こちらも粉雪が散らついています。
ご無沙汰しています。私は元気です。
今日は午後から編み物クラブでした。
クラブのみんなが寒くないように、何かないかと考えました。
母が余り糸で編んだ靴下が、そういえばいくつかありました。
滑り止めに合皮の足裏が貼ってあるんです。
これがあれば、靴下の痛みが少なく長持ちするし、危なくないでしょ。
色とか問わず、とにかくこの時間だけでも凌たら。
今度来られた時、よかったら履いてくださいね。^^

祖母が、母と私に編んでくれた膝掛けもありました。
私が小学生の時からのものです。
アクリルも混ざった毛糸のせいか、虫食いもなく、使えます。
膝掛けが使いたい人に、ないのは寂しいものね。

今日の編み物クラブは、5人。
初めての方も、久しぶりのメンバーも来てくださり、賑やかでした。
「失敗したみたい」
もう分かっちゃったら、編み直すしかないです。
次は、必ず上手くいくから。
気づくと、3人が解いてました。
「これじゃ、ほどくの会だね」と誰かが言って、みんなで笑いました。



ほどいた分を取り戻そうと、彼女がすごい勢いで編んでいます。
そんなに飛ばしちゃ、手が変わっちゃうよ。
いや、彼女はそれをもう何度も編み直しているから、私が言うこともないはずです。
それにしても、と躊躇しながら、うっかり口から、
「殺気立ってるよ」
一番いけないのが出ちゃってました。
我に帰ったように、ケラケラと、いつもはクールな彼女ですから、自分でもおかしく思ったようです。
私は、ごめんと謝りました。
いや、湯気が出そうだったからさ。
明日は、午前と午後と用事が入っており、私は今から机に引っ付いて編みます。
作りたいものは沢山あって、今編んでるのも早く仕上げたい。
次の次を早く見たい。
仕事は大事。
いつも心に口笛を。
またお会いできる日を楽しみにしています。
その時のために、しっかり編みますよ。

みせあいっこの新年会

昨日でした、HOLY’S編み物クラブ「みせあいっこの新年会」。

みせあいっこ始まるよ~と、メンバー勢揃いするのを待ってるところです。
この日、初めて会った曜日違いのお二人は、お揃いのマフラーを作りました。

同じ色番号でも、原毛色はその時期で色が変わります。
「こんなに違うんだね」と比べてみます。
編み手が変わると目の詰まり方もそれぞれです。


スカートがぴったり丈のお二人のセーター。柄ものトリコロールとシンプルジンジャーと。
スカートとの色合わせも、素敵です。

トリコロールのセーターは、裾の二目ゴム編みだけは、フェアアイルの技法の二重仕立てゴム編みで編んで、しっかりとした仕上がり。
こんなアレンジも自分で編むからこその良さです。


「はめてみてもいいですか?」
つけ心地は?温かさは?
実際につけてみないとわかりません。
情報交換を思う存分してもらえるのが、みせあいっこの魅力です。
「何号針?」
「2本どり?」
次の作品に大いに役立ちます。


「自分の手袋は、ほとんどないのよね」
誰かに編んだ手袋は、あれもこれもとあるのにね。




オリジナルデザインの、ネックウォーマーとフェアアイルカーディガンのお二人です。


「ここ、どうなってるの?」
あちこちひっくり返して、どうぞどうぞ、見てみてください。
次に作りたいものへのイメージが、湧いてきます。
たまに群れてみるのも楽しいですかね。(笑)
編み物クラブのみんなは元気です。
今は遠くに住む編み物クラブの友達、
帰って来られたらいつでも顔を出してくださいね。
待ってますよーーー!

とりたちのうた

ミトンのお直しを届けに行きました。
お届け先は、例の古本市の上でした。
受け取ったばかりのお直し代で、心に余裕がありました。
前日見送った幾冊かの前に、この絵本を見つけました。

絵は初山滋さんです。
確か童話画家、武井武雄さんと大正から昭和にかけて、日本の子供達の為にと尽力された方だったと記憶しています。
帰っていそいそと用事を済ませ、読みました。
手に取った時、迷いはなかったので。
いつの世も、市井の人のささやかな日々は、粗末なものを心の碑のように抱えて、激しい雨風の日も仕事に出掛けます。
空が晴れ、藤六に小鳥の声が聞こえてくると、鳥達は一重の着物を着たかわいい女の子たちになりました。
鳥たちの話を聞いた藤六の気持ちを、鳥たちはわかると、歌を歌います。

奥付の上に、この本を出品された古本屋さんのシールが貼ってあって、初山さんの絵と寄り添い馴染んでいました。

蝋梅

蝋梅なんですね。
花弁が透き通ってて気付きました。
初めてまじまじと見つめました。

梅の枝は節くれ立って、さらに赤くないからと勝手な解釈をしていました。
母に、「老梅かと思ってたよ」と言うと、
「えっ、違うの?」と言われました。
この親だから仕方ないか。
団地育ちのせいと思いましたが、そういうことでもないみたいです。
蝋梅の枝は、赤い梅の枝よりすーっとしてて、勝手な解釈も当てはまっていませんでした。
編み物クラブの方が、
「正月花です」とくださいました。

蕾ばかりだったのがふくふくと膨らんで、新しいことを教えてくれました。
もうひとつは、和花の合わせ方。
朱赤に山吹色に、緑。
正直、最初うちには豪華すぎると思いました。
土色の花瓶では渋すぎて、もうひとつの水色の花瓶に生けました。
童話「うりこひめとあまんじゃく」(木下順二作・初山滋絵)のうりこひめの着物が、ちょうどこの正月花と花瓶の水色の入った色合いでした。
黒の掛け衿に、臙脂の帯が合わせてあります。
蝋梅の花が咲いて、柔らかな黄色の分量が増えると、花全体がまとまってきました。

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