HOLY'S BLOG

彼女のカーディガン

昨日の編み物クラブです。

彼女のカーディガンが出来上がりました。
編み物クラブのみんなに見守られながら、お披露目です。
色白の彼女に、よく似合っています。
コツコツと丁寧に編み進め、間違えたところは何度も編み直しをされました。
製作過程の全てを、少しずつ理解されながら進められたことと思います。
どんな小さなことも手を抜かず、自分の力で取り組む彼女の姿勢を、
編み物クラブのみんなも感じておられたに違いありません。
彼女の編み目は柔らかで、一目一目が細かくとも、空気を含んで並んでいます。
初めてのカーディガンを仕上げられて、自信が付いたでしょう。
これからまた、どんどん素敵な物が作れるよ♪

本が当たる

講談社から速達が届き、なんだなんだと開けてみると、プレゼント企画に当選したとのこと。

うれしくて、のぼせる。
いつどこに応募したのか、さっぱり思い出せない。
奥付けを見てさらに興奮が高まる。
知り合いのデザイナーさんの名前を見つけたからだ。
彼女が是枝氏のブックデザインをしていることは、知り合ってしばらく、彼女の仕事を知ったからだ。
そんな彼女に近づくのは、彼女自身に惹かれていても、自分がいやらしいような気がしていた。
20代の後半から30代で、立花隆氏の『青春漂流』というインタビュー集を穴が空くほど読んだ。
40代の今、これを読むのだ。

「渋谷のラジオ」あれに送ったんだ。

ベストのお直し

4月14日
12~3年前にお作りしたベストのお直し。
お直し自体、もう何回目だろうか。
冬の日々は、こればかり着ておられるとのこと、
襟から前立てをすっかり編み変えた。
身頃を囲むゴム編みが痛むので、裏にぐるりとバイヤステープを縫い付けることにする。
バイヤステープに落ち着いたのは、当初グログランリボンをと考えたが、艶がありピカピカするので、男性には気持ち悪い。
杉綾テープでは、ずしりと重く、手芸屋をウロウロしていたら、スカートの裾上げに使う幅広のバイヤステープに辿り着いた。
ボタンホールを初めてミシンでやってみた。
母は返しミシンの糸端を切らず、上糸と下糸、2本を裏側に引き抜き固結びをし、必ず始末する。
私もこの糸を切ることはできない。

しつけを掛け、纏る。
益子で生涯四百万個の土瓶に山水画を描いた皆川マスさんのことを考える。
こんな仕事をじゃあやめたらと、一番に頭に浮かんだのはメンズテーラーの仕立て屋だった。
針使いを修練し、薄い芯地を重ね、美しいカーブを描くように形作るのだ。
やはり針を持つのか。

4月15日
今日も纏る。
私の手は、母に近づいているだろうか。
母の方が体は小柄なのに、手や指は私の方が細く小さい。

4月16日
昨日は母に来てもらい、別々の仕事をした。
夕方、私の仕事を見てもらったら、見返しの様に縫い付けたテープをもっと被せた方が良いとのこと。
その日の仕事のほとんどを直すことになるのだが、なぜか腹も立たない。
私も度々、母に直しの直しをさせているからか。
おあいこだとも思わない。
昨日母も帰り、夕方より遅い時間に、年上の友人がレモンケーキを焼いたと届けてくれた。
「うちにおる?」
「外を見よ」
今朝は5時前に目覚めた。
まだ暗い中、10分ほどのジョギングとも言えぬぷらぷら走りの後、
昨夜のレモンケーキをチャイと頂く。

一日纏り、ボタンを付けた。

4月17日
纏り始めのステッチが気に入らず、やり直す。
自分でもなぜこんなにしつこいかと思うが、やめられないから仕方ない。
このベストの持ち主の奥様に、お直し代の了承を頂いた。
その文面に、「できるだけ長く着れて、かわいく」のリクエスト。
そうかそうかと、ボタンを付け直すことにする。
いつもは革の裏ボタンを作るのだが、このベストの革ボタンはいつもくちゃっと潰れて返ってくる。
色付いたプラスチックの裏ボタンにする。
自分は昨夜、下手くそなボタン付けをしていた。
雨降りだというのに仕上げ洗いをする。
部屋に干しておけば、明日にはお渡しできるだろう。


編み物クラブからのお知らせと

編み物クラブよりお知らせです。
5月のゴールデンウィークは、第1水曜日の3日、第1日曜の7日、
通常通り、行います。
午後1時~4時位。
クラブの内容については、こちらをご参照ください。

写真は5年前、長野のお客様のオーダーでお作りした、手のひらサイズのうさぎです。
受験に向かう姪っ子さんへのプレゼントにと、
カバンの中や、ポケットにすっぽりと収まるサイズで、受験への滞在先に持ち歩けるようにとのこと。
春になると、このお客様のことを思い出します。
そっと背中から見守ってくれるおばさんがいてくれたらと、
それともポケットの中に収まって、どこでも付いて行くのがいいなとか、
とにかく羨ましくなっていました。
うさぎには、ワンピースを着せました。
実は、ピンクのパンプスも履いてるんですよ。
小さな棒針で編みます。
クラブの方も、編み物の基礎ができる方のやる気で、お作り頂けます。^^

いつかのうさおくん

先日のこと、編み物クラブのメンバーでもある友人宅を訪れました。

HOLY’S編み物クラブでも人気者の、うさおくん。
やあ、久しぶりじゃないか♪
立体的に続けて編んでいくので、腕の付け根や、首元の目の増減がポイントになります。
こちらは、編み物の基礎ができる方に作って頂けます。


アップで寄ってみると、口元の引き締まった威勢の良い顔をしています。

シックなセーターもかっこ良く、私は羨ましくなってきました。

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