HOLY'S BLOG

『戦場ぬ止み』観てきました

横川シネマにて、『戦場ぬ止み』観てきました。奇しくも、また米軍訓練機が事故墜落した一昨日。

このタイトルの意味。
戦後も尚、基地という国家権力と争わざるを得なかった沖縄の方々の、辺野古を最後に、争いは終わりにしようという誓いの歌だった。
自分が知っていた沖縄戦、そして基地問題なんか、全くぼんやりで、何もわかってなかった。
あの美しい珊瑚の海に、戦艦や戦闘機を飛ばすための滑走路を作るなんて、あり得ない。

文子おばぁの言葉が胸に刺さる。
「ただ戦争に生き抜いてきたんじゃない。人の血の混ざった水を飲んで生きのびてきたんだから」

横川シネマにて21日まで。
http://yokogawa-cine.jugem.jp/?eid=1683

激しい対立だけじゃなく、絶えることない歌とユーモア。寄り添う様な監督の視線。
沖縄の方々は、もう十分に闘ってきた。これ以上、沖縄を奪い続けるのか。
日本の戦後なんて、全く嘘っぱちだ。

私は、何かしらの民意を表す必要があると思っています。

お渡し キャスケット帽

昨日のお渡し3点目。

HOLY’Sの定番商品でもある、ケーブルキャスケット帽のオーダーを頂きました。
色は、シェットランドヤーンの中でも新色のミックスブラック。
Merry dancers。北半球で観られるオーロラの別名のようです。黒のベースの中には、赤や青のミックス糸が少しずつ混ざっています。

ケーブルキャスケットの縄編み模様(ケーブル)は、5種類の中から選んで頂きました。これは蜂の巣パターン(ハニカム)の変形ケーブル。

ボタンは、私のストックの中から、オーダー主様が、お選びになりました。
以前、友人がオランダの蚤の市で買ってきてくれた変形菱形の木製ボタンです。

このキャスケットのつば裏を写すのを忘れてしまいました。(・・;)
毛糸の色は違うものですが、この紺色に白のピンドットの細畝コーデュロイが、このキャスケットにも付いています。

大人っぽい仕上がりとなりました。

さて、次を編むぞ~。

お渡し 三角ストール

昨日お渡しできた2点目、三角ストールです。
こちらは、以前に作った同じデザインと色で、とのオーダーでした。
自身HPのworksより。


遠目ですけど、モデルさんが肩に掛けてます。

オーダー頂いた方に、仕上げたストールを巻いて頂きました。

斜めに掛けても。

HP写真の様に、付け襟みたくふんわりと結ぶだけでなく、三角の先に付いた紐で、こんな風に小さく巻いたり、斜め掛けして頂くと、甘すぎず、雰囲気を変えて上着の上からも巻いて頂けます。

昨日は、真夏日の中、リネンのワンピースをお召しになられていたですが、写真の中には偶然にも夏服と違和感なく合わせて頂いた気がします。(笑)

冬にお会いできる日を、楽しみにしています。

お渡し フットウォーマー

昨日は、やっと6月のオーダー会での制作を3点もお渡しできた嬉しい日だった。
まずは、このフットウォーマーです。

色は、オーダー主様が選ばれたブルーグレー。Lomond(スコットランド南西部にある有名な湖の名前、歌にも歌われている)に、ポイントとなる配色は任せて頂き、原毛色の茶色Mooritを合わせました。
編み込みパターンも、幾つがある中で、オーダー主様が木のパターンを選ばれました。

オーダー主様、と言いながら友人なのですけどね。

お渡ししました。試着して頂きましたよ♪

友人の着る洋服の中では、ちょっとした差し色になりそうな色です。
Lomondなるこの色が、こんなにも愛らしくなるとは、思いも寄りませんでした。編んでみると毛糸そのものの表情が変わるようです。

お盆前先取りの里帰りの折に寄ってくれました。
底冷えする京都の冬も、足元を温めて過ごせてもらえたらと何より嬉しく思います。

おまけ

共通の友人でもある先日仕上がったカーディガンを、彼女にも着てみてもらいました。
夏服ながら、ちょうどシャツを着ておられて、

馴染んでます。(笑)

ラジオ子供科学電話相談

先々週あたりから、午前中のラジオNHK第一で、「夏休み 子供科学電話相談」が放送している。

おもしろくてフムフムと聞くこともあるし、自分のテンションが低くて、耳うるさく聴こえる時は、消す。もしくはFMのクラッシックカフェを聞く。
仕事が複雑な時は聴かない。

時々、抑揚の少ない声の子供が質問すると、それに答える先生が、
「◯◯くん(◯◯ちゃん)元気出そうね~」と言ってるのを聴くと、私はその子がいたたまれなくなって、聴くのをやめてしまう。聴いていられなくなる。

その子は、すごく緊張してうまく話せないのかもしれないし、いつものその声色がその子の持ち味なのかもしれない。
もう、待ちくたびれちゃって、楽しくなくなっちゃったのかもしれない。

元気のいい、その先生が思う子供らしい子供しか、この先生は受け入れられないのかなぁ。

そんな時は、自分ならどうするかなと考えてみる。

自分なら、子供と話す自分のことを、「先生はね~」とは言わないだろう。普通に「私は」って言うだろう。
なるべくその子の質問にピンポイントで答えられるように質問の意味がちゃんとわかるまでは、しつこいほどに質問するかも。

質問に答えても、「ちなみに」は、刺し込まないだろう。

こんなことが決して子供に対する態度として正しいとは思ってない。
ただ。自分は、子供に対して、こうありたいって思うだけ。

それはきっと自分が子供だった時を思い出してる。

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