ひつじワークショップ、土曜の部
女性の羊飼いのことを、
「shepherdess」と呼ぶそうです。
ちょうどこのJENNY JONESさんのようにミルク缶と抱え、編み物をしながら羊を放牧させ、山の中を追って歩いたようです。
顔の黒い茶色と、顔の白いグレーの大きめがクラブの方の作品です。
お一人、初めての方が、遠くから来てくださいました。
バスの時間で、撮影まで叶いませんでした。
もちろん完成させて帰られましたよ♪
今回の参考文献
クラブの方が貸してくださいました。
世界中の羊が載っています。
アジア系、ヨーロピアン系と、顔付きも違います。
糸紡ぎもされる彼女です。
ご自分で紡がれた毛糸を持って来てくださいました。
このページの羊が、この糸になったそうです。
但し、日本にいるこの羊は、もはや、本物とは言えないそうです。
羊の歴史は、人がこの世に現れた紀元前1500~1300年前から品種改良が始まっています。
原種の羊がいかに貴重か、感じられます。
今回、初めてみんなで羊を作りました。
みなさん苦戦しておられましたが、時間をかけ、最後まで完成なさいました。
編み物が立体で物作りができることを、感じてもらえたらと思います。
何より、どの羊もそれを作った本人が、顔周りができると、必ず真正面から眺め、クスッとされてたのが印象的でした。
私の夢は、HOLY’S動物園を作ることです。
4本足の動物は、かならず作れると想像しています。
鳥はどう作るか、課題です。
デンマークの銀細工士だったKAY BOJESEN(カイ・ボイスン)は、自身が作るシンプルで美しいカトラリーをデザインしたように、削ぎ落としながらも、可愛らしく、子供が遊んでも丈夫な木の動物を作りました。
HOLY’Sの動物達を作ります。
日々の仕事を追われてますが、必ずきっと。
ひつじのワークショップ、水曜の部
昨日の編み物クラブは、ひつじワークショップ、水曜の部。
友人のリクエストにお答えして、群れてみました。
原種のままのシェットランドのひつじ達は、きっとこんな感じです。
作りやすさを考えた場合、みんなに作ってもらうには、私に課題が残ります。
形も色も自由に選んでもらうのは、私自身が、新しい可能性を見たいから。
時間じゃ変えられないと思うので。
ひつじワークショップ初日
編み物クラブのひつじワークショップ初日、無事終わりました。
色を選ぶところから始まり、最後まで完成できました。
Yさんのひつじ。
この後、交通公園で遊んでる子供たちを迎えに行かれました。
AさんとKさんのひつじ。
ひつじの中には、パンヤより毛糸クズを入れます。柔らかくフニャッとした感触が、より触っても気持ちいいです。
夏の毛刈りの終わった後の、痩せたひつじを思い起こさせてくれます。
新旧合わせて。
耳のあるのも、ないのも。
頂いたケーキと紅茶のおいしかったこと!
お疲れ様でした☆
今週、水曜、土曜の編み物クラブへと続きます。
どんなひつじが登場するかしら。楽しみです。
豆腐ご飯
小学3年生の頃か、同じ町に引っ越して来た親戚が小さなスーパーを始めたと記憶している。
海のそばで育った母は魚が捌けたので、手伝いに行くようになり、私も通うようになった。
それまで行き来のなかった親戚には、同級といくつか年下の姉妹がいて、スーパーの2階が住まいで、私はいわゆる「よそのうち」の洗礼を受けた。
土曜の午前の半どん授業後、働く母を階下に、私は叔母にお昼ご飯をご馳走になった。
いくつかのおかずと、冷奴にネギがかかっており、
姉妹が白ご飯に飽きた頃、叔母は豆腐と合わせて食べるよう促した。
姉妹は、ネギのかかった豆腐をご飯にのせ、ご飯と豆腐を満遍なくかき混ぜ始めた。
叔母が醤油差しから、チィーと二人の茶碗に味を付け足すと、姉妹はキャラクターの付いた子供用茶碗を持ち上げ、かき込むように食べた。
うちにはない食べ方に私が唖然としていると、「尚美ちゃんも、ほら」
「豆腐ご飯おいしいよ」と姉妹からも薦められた。
日頃、白ご飯に混ぜ物を、特に噛まずに飲み込めてしまうやり方を子供にさせなかった母が、こんなとこを見たらなんて言うだろうか。
ドキドキしながら、言われるままに私も豆腐をご飯にかき混ぜ、食べてみた。
初めて見るご飯の様子。青いネギが散らばっている。
豆腐ご飯は、正直、おいしかった。
干してある洗濯物のパンツには、お尻のところにキャラクタープリントが付いており、
グンゼの白いパンツしか知らない自分にとって、柄のパンツを許されてるこの姉妹を羨ましく感じた。
叔母は若い頃、女優を目指し、東京にまで行ったと、後に聞いた。
他の親戚にはない、黒目がちな華のある顔立ちで、姉妹も、もちろんそれを受け継いでいた。
その親戚が、いつまでそのスーパーを続けたのか、わからない。
いつの間にか学校で姉妹を見かけることはなくなり、
今までの友達と、バスケットボールに夢中だった自分は気にも留めなかった。
大人になって、大叔父の葬儀で綺麗な叔母と再会した時、あの姉妹が同席してたのかどうか、覚えていない。
急に暑くなり、熱のあるものが食べにくい。豆腐の喉越しに、食欲のなさを助けられる。
今でも母に、あの日の豆腐ご飯の話は、したことはない。
今後もすることはないだろう。
明日から始まるひつじワークショップ
こんなひつじもいますね♪
ひつじワークショップ、いよいよ明後日から続きます!
毛糸の配色、ガーター編みの始まる位置を変えることで、いろんな種類のひつじになります。
2日日曜、8日土曜に、おひとり様すつ入れます。
どうぞよろしくお願いします。
詳しくはこちらにて。
http://blog.holys-knitting.com/?eid=409