HOLY'S BLOG

今日の編み物クラブ

今日の編み物クラブです。
土曜日3名様、写真が撮れました。
人数の多い時は撮れないのです。
みんな多色使いの編み込みです。
ベスト、カーディガン、カーディガン。
右手も左手もせっせと動きます。

今日はまず、いよいよ前立てを編みつけるために、エキストラステッチを切り開いてオープンです。
ひつじちゃんベストは、彼女のオリジナルデザインです。


前立ての目を拾います。
数をきっちり合わせないと。

「ベストの袖ぐりの減目が終わったら、もうすぐだよ」
「本当に?」
「ほんとだよ」

手前の彼女は、ノルウェーの伝統的なセーター、ルーセコフタをカーディガン仕立てで編まれています。
黒地に白の「シラミセーター」も、シェットランドヤーンの原毛色「シェットランドブラック」で編むと、柔らかな印象となり、合わせる洋服の幅も広がります。

今日もありました。カープグッズ♪

母の味噌作り

味噌を仕込まねばと、夏から気になっていた。
味噌の瓶がひとつ開くと、ひと瓶分の味噌を作る。
秋から冬に仕込む味噌は、良い味噌ができるんじゃなかったけ。
昨日買った大豆と麹。
夕方再度、私だけ出掛けた間に、母は大豆全部を水に加していた。
おかずにも使えるようにと、大豆は多めに買ったのに。
今朝から、圧力鍋の大豆を火にかけた。
一度火から下ろしたがまだ固く、再度火にかけ、大豆はすっかり柔らかくなった。
おかずにする分は取り置かないとと、半分は冷凍用タッパーに、半分は用意した昆布と人参のさいの目切りで、昆布豆に煮付けた。
味噌仕事は母が、長年使い続けたかつて祖母が母に買った餅つき機を持ち出し、豆を潰し始めた。(餅つき機に潰せる機能がある。)
今までスーパーで買える米麹で、袋にある分量で味噌作りをしてきたが、今日は産直市で買った麹なので分量表はなく、ネットで調べた。
煮汁は別置きし、豆を潰す。
今日は、豆が柔らかすぎる程に煮たので、水分をたっぷり含んでいる。
麹と混ぜる。
煮汁と私が測っておいた塩を入れる。
母は、私が物心ついた頃から味噌を作っていた。
切らしたことはない。
母が交通事故で長期入院した時、一度だけ私が見様見真似で仕込んだ。
「あの味噌はダメだった」とは聞いてないので、一応うまく発酵してくれたのだろう。
この10年位、味噌を仕込んですっかり茶色になるまで、ビー玉をビニル袋に入れて重石とした。
重石をしたら良い味噌ができると私が聞きかじり、ビー玉を大量に買ったのだ。
大きなタッパーに入れた大きめのビー玉は、だから大切に新居にも運んだ。
母が、大きな果実酒用の瓶に、大豆と麹と塩を混ぜたものを詰める。
詰めた塊の上には、塩を絨毯のように敷き詰める。
その上に重石をするんじゃないのか?と聞くと、そんなことしなくても大丈夫だという。
ラップもしないのかと聞くと、塩がしてあるからいいと言う。
もっと平らにならさなくてもいいのと聞くと、すっかり平らにしてあるという。
麹と塩で少々のことは、なんとかなってくれるのだろう。
私が取りおいた冷凍用タッパーのが、空になっていた。
冷まさないと、冷凍庫には入れられないから、避けておいたつもりだった。
母に聞いてみると、全て味噌の中と言う。
(豆カレーにしたかったのになぁ。)
大豆の分量は増えている。
塩を足さなくては?
取り置き用だったことを告げると、少々割合が変わろうと構わないとのこと。
何を言うとるのだ若者が、と言う目で私を見ている。
少々のカビはその都度取り除けばいいとネットに書いてあった。
重石せずに味噌を作っていた時もあったのだ。
母が味噌の瓶を抱えようとしたので、私が変わって流しの下に突っ込んだ。
瓶の熱がすっかり取れているか、母が再度確認する。
あと何度、こうして一緒に味噌が仕込めるだろう。
数日続いた雨のせいか、靄のかかった光が午後の台所に届いていた。

ブルーのエーデルワイス

エーデルワイスのブローチのオーダーを頂きました。
朝、撮影したエーデルワイスです。

昨年製作したシルバーグレーのエーデルワイスに、ブルーを加えてのオーダーを頂きました。ぴったりでした。
欧米の花嫁さんは、何か青い物を身につけると幸せになれるジンクスを思い出しました。
サムシング・フォーのうちのサムシング・ブルーです。
新しい色合いを作る時、必ずふたつ出来上がります。
今回は、そのふたつめはこちらです。

オーダー主様の元に届くのは、冒頭の花芯が白い方となりました。
ブルーとのコントラストが強いと感じたので、最初に作ったのはこちらの淡い色合いの方です。
こちらの方が柔らかな印象で、花びら(正しくは額の部分だそうです)も、柔らかめに編んであり、少し大きめ直径7cmです。


販売致します。
8424円に(税込)なります。
ご希望の方は、HOLY’Sのホームページの、CONTACTより、ご連絡くださいませ。
Sold out
これで4色(シルバーグレー、生成り、ピンク、ブルー)のエーデルワイスが、イヤリングピアス、大きさ違いのブローチとできました。
いつかエーデルワイスだけの小さな展示会ができたらと思います。

フェアアイルベスト


80才になられる現役のお医者さまの、今年が記念の年であられるとのこと。
そのベストのオーダーを頂きました。
小柄ながら胸板が厚く、若い頃からたくさん働いてこられたことを感じられます。
広島も数日続いた雨で、すっかり気温が下がりました。
早速着てくださっているそうです。

今回お付けしたボタンは、クラッシックなメタルのもの。
全体の淡い色合いのグラデーションを、引き締める印象となりました。



少し離れた場所での勤務となられ、ベストはお送りしました。
届いた頃にお電話すれば良いものの、先方の時間のご都合を考えたり、感想をお聞きするのが怖く、いつもこちらから電話ができません。
気が気じゃないのに。
「こんな仕事はもうたくさん」と思います。

それでも、着てるの一言をお聞きすると機嫌が直ってしまいます。
おかげさまで、続けている次第です。

枯れてもなお


頂いたお花を何度か切り戻し、そしてそれぞれ分けて活けた。
こうすると一気に表情を変える。
アレンジされた花は華やかで、それをひとつひとつ分けてくと、胸がすっと落ち着く。風通りが良くなるからか。


根が付けば土に植えようと、待っているところ。


あの甘酸っぱい香りを放っている。

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