七草もこえた筑前煮
年明けの展示に友達が訪ねてくれて、彼女の職場に出入りのある無農薬野菜を手土産にくれた。
今頃、筑前煮のようなものを炊いている。
「ようなもの」とは、干し椎茸も牛蒡も入っていないから。
鶏肉、里芋、金時人参。
それで立派な筑前煮だ、うちでは。こんにゃくだって入れたんだ。
母と二人暮らしとなり、母はこちらの予想以上に食べられなくなった。
とにかく小さくおかずを作る。
毎年、年越しに届いていた伯母からの野菜も、今年は届かなかった。
行き来の少ない我が親戚の最後の砦もなくなった。
こちらから連絡できるほどの余裕がない。
里芋がなければ筑前煮も作らない。
そんな季節感のなさだけが残り、いつも以上に慌ただしい年越しとなった。
母を思えば不憫になるけれど、それもこちらの思い過ごしかもしれない。いくらも食べられない母に、その瞬間、瞬間の心地よさがあれば、それ以上でもそれ以下でもなく、孤独さえ感じでいなければ、母の長かった人生も、報われるのかもしれない。
そんなことを思って、私は筑前煮を煮ながら、この煮物に慰められている。

かさねる冬の足元と
READAN DEATで過ごした3日間のどの時間も、すてきだった。
いそいそと食べるコンビニの肉まんも美味しかったし、ブリトーだってはじめて食べた。
お客さんがいらっしゃる時間も、いらっしゃらなくて編んでた時間も、初めて会った方とお話しする時間も、全部だ。
私にとって、本に囲まれ、人に会うのが、一番チューニングが合うのかもしれない。
テーブルを挟み、真向かいに座るのでもなく。
懐かしい友達の顔が見れれば尚更。何も話さなくていいし、話しても良い。
店主がふと指を伸ばした先を私も見る。背表紙をなぞる。
指先が動く先を私も追う。追ってもいいと許される。
十二分なやりとり。
そんな日の冬の足元です。
@readan_deat
「冬のおくりもの展」終わりました

3年めの働くセーターは、栗色のコーデュロイパンツと。
@readan_deat

おかげさまでHOLY’S「冬のおくりもの」展
昨日をもちまして、終了しました。
あたたかな3日間を、2022年のはじまりを、
READAN DEATで過ごせたことが、私にとって、何よりの栄養となりました。
お越しいただいたみなさん、本当にありがとうございます。
またお会いできる日を楽しみにしています!
2022.1.7.
HOLY’S 保里尚美
MUJIBOOKSにてタッセルキーホルダーのワークショップ

2022年2月5日(土)にMUJIBOOKS 広島PARCO店にて、シェットランドヤーンで作るタッセルキーホルダーのワークショップを行います。

さ働くクルーネックベスト編み方リーフレット

あけましておめでとうございます。
ことしもよろしくおねがいします。
働くクルーネックベスト」の編み方リーフレット出来ました。1月4日からリリースします!

サイズ3・4の編み図となっております。
編み方と編み図の説明書き、
編み図を拡大した「書き込み用拡大編み図」が付いており、付属の2色鉛筆で色分けし、1段ごと進められる仕様となっております。保存用のファイル付き。
初号特典として、HOLY’S ポストカードが入っております。

1月4日(火)からはじまるREADAN DEAT @でHOLY’S「冬のおくりもの」展.と、
京都のホホホ座浄土寺店にて、先行販売いたします。
(ホホホ座通販サイトで予約販売開始しています。)
またこのリーフレットを扱ってくださるお店さんを募集いたします。
本屋さん、雑貨屋さん、毛糸屋さん、編み物教室をやっておられる方など、お取り扱いいただけるとうれしいです。
コメントいただけますよう、よろしくおねがいいたします。
1200円+taxとなります。
いろいろ手が追いつかないところがありますが、どうぞよろしくおねがいいたします。