2021.07.10
7月10日
時々、自分のすることすべてに自信が持てなくなる。
人に何か教えられる器でもないのに、編み物クラブと言う場を持っていると、人に強く何か言わなくちゃならないことがある。
今日の私の言い方は、あまりほめられたものではなかったと思う。
唯一の家族である母の生活に関わるさまざまな決断と、自分の仕事の方向性。
コロナには私も振り回された。
前回、延期した東京での打ち合わせを今回決行するには、前回の反省があるからだ。
コロナにかかるか否かは、もはやロシアンルーレットのようで、広島だからとか、東京だからとか、その判断ではない。
誰かのせいでもなく、自分がどう腹を括るか。
編み物クラブという人をお招きする場を持つ私は、その場所を守るために、自分の動きを制御したけど、そのあと随分逡巡した。
息苦しさで、どうかなりそうだった。
誰かにせいにばかりしていた。
私は自分の製作の部分を削ることはできない。
それを守るために、展示会はしないと息切れを起こす。
そこに向かう覚悟のようなものを、今の自分のできる範囲で、決めた。
夕方の所用を終え自転車で走りながら、何度も息を深く吐いた。