ブックカバーチャレンジ7日目
勝手に自分の都合で飛ばしながら、ブックカバーチャレンジ最終回になりました。
もう誰もやってませんね。笑
最近、サン・テグジュペリ『星の王子さま』を読み直し、私は訳者、内藤濯さんのご著書「思索の日曜日」の中の一遍を思い出しました。
詩人、草野心平さんの実弟、ただ一冊の詩集のみ刊行し、42才にして病死された草野天平さんの詩を辿り、フランソワ・コペエの「地味な人々」の一節に導かれるのです。
何もかも冴えない小男は、ソワッソンの片田舎に母を残し、パリの従兄に世話をされ、食料品店と女房をあてがわれます。
小男の望みはただひとつ。父親になること。
望みは叶えられず、ただ俯きながら、砂糖を砕く日々の男。汚れた身なりの少年が、小銭を手に、飴玉の瓶に差し出すと、男は飴玉をただその男の子にくれてやるのです。
売れてる店でもないのに。
男の胸の内は、温かく満ちていきます。
小男の毎日は、やはり暗い顔をして、店で立ち働くのですが、心に浮かぶ幼い頃の生まれ故郷、ソワッソンでの日々と、残す母を思い浮かべては、一縷の光を見るのです。
そんなお話でした。
世が世だから、とか、そんなことが言いたい訳ではなく、なぜそんなにこの小さな話に惹かれるのかわかりません。
なぜなら、この本と出会った17年前。
器用さが当たり前に求められる、誰もがマルチタクス。
前へ前へうまくやらなければと、背中ばかり押されるこの頃。
実際、潰されそうな焦燥感にも煽られます。
小男が見る光が、きっと美しいものであることだけは、確かな気がします。
「純粋に、自分の読書体験の話をしよう」
ありがとうございます。
9月20日
こんにちは。
今年は、秋が早そうです。
今、編んでるのは、友達の働くセーターです。
タイミングが合えば、彼女が着てるのを、ここでみなさんに見てもらえたらと思います。
自分が手掛けたセーターを、好きな人や友達が日々着てる。かつて私の夢でした。
Buttermilk boy ワークマン編
オーバーオールと合わせるのは、働くセーターの定番になりつつあります。
チノパンと合わせて。
東京に勤めている頃、JR総武線で四谷に通っていました。
秋葉原から乗り合わせた男性が、ジージャンにチノパン、カメラを肩に下げ、ディバックを背負っていました。編み込みの手袋をはめて。
顔は見えなかったので、わかりません。
水道橋駅で降りました。
雰囲気がよくて、このコーディネートを組んで思い出しました。
その頃から、メンズファッションの方に惹かれていました。
このセーターが似合う人に、「Buttermilkboy」と、呼んでみたいです。
Buttermilk boys
昨日のお届けは、働くセーター。
Butter milkという名の毛糸で編んだセーターは、男性にも着ていただきたくなりました。
ストライプのシャツとデニム。
白いパンツには、淡い色でまとめてほしい。
「あの人へ」とイメージしながら、合わせました。






