2023.03.12
うちのミモザ
我が家のミモザにも花がつきはじめた。
私が無計画に植えたミモザが枝を伸ばし、向かいのおばちゃんの、お花の世話をする場所に邪魔している。
花がつく頃、枝を切っては本当はいけないんだと思う。でも枝先がおばちゃんの顔に当たるといけないから、目につく枝だけ切ってみた。
洗濯物を干しに出たおばちゃんに「申し訳程度に切ってみた」と話すと「気にせんでええ」「お兄ちゃんがええ具合にするけえ」とも。
おばちゃんと一緒に住んでるお兄さんが、かつて植木屋さんに勤めていたのです。
おばちゃんちの玄関までのアプローチには、見事な花壇があります。
そのお兄さんが、私のミモザの世話もするから気にしなくていいという。
私が植えたミモザなのに。
おばちゃんは、朝イチで病院に行ってたのだろう。濃いめに眉毛を描いている。
「元気しとるか?アンタよう仕事するのぅ」
おばちゃんが、夜中のトイレに起きた時、私の部屋の明かりが目に入るのだ。
私は甘やかされてることを自覚する。
剪定したミモザの枝でリースを作った。
枝だけのリース。
花はまだまだこれからのお楽しみ。
少しの間、うちのミモザの花咲く様子に、お付き合いください。