HOLY'S BLOG

ブックカバーチャレンジ2日目

【ブックカバーチャレンジ】2日目
純粋に自分の読書体験の話をしよう。

ウェブスター作「あしながおじさん」

それまでの学校図書で何度か手にしたこの本の、本当のおもしろさがわかったのは、自分も生まれ育った場所を離れ、身ひとつで他人の中に飛び込んでからだった。

20代で買い集めた文庫本を、度重なる引越しで、今となっては3分の1 に減らしてしまった。手元に残るのは、どうしても手放せないものばかり。

「あしながおじさん」は、続編まで持っているのだから、相当気に入ったのだろう。

用務員のおじさんや掃除婦のおばさんに親しみを覚え、仲良くなるのも共通項のひとつだった。
パブリックスクールの中で生き生きと描かれる生活は、そんな大人達にも支えられ、小さな心のひだを見逃さず、ペンを走らせ「おじさま」に報告される。
途中で差し込まれるジュディの描いたイラストのラフさ加減は、自分には決して描けぬ線だったことも、はまる要因だったかもしれない。

【ブックカバーチャレンジ ルール】
①7日間連続で、本について表紙画像をアップする。
②その都度ひとりのFacebookの友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする。

今日のバトンは、母と私の主治医、 伊藤欣朗先生へ。
受け取ってくださるだろうか。
伊藤内科の待合室には、先生が読まれたであろう本が並ぶ。
健康に関わる本やメンタルのこと、サブカルや哲学に及ぶ。
医学を離れた先生の愛読書をお聞きしたい。