HOLY'S BLOG

10月7日

今日は万喜子ちゃんの誕生日だ。
小学生の頃、住んだ町で近所だったまきちゃんとは、赤ちゃんの頃、総合病院で会ってたんだって。

私も、病弱な子供だったってわけ。

赤ちゃんだったまきちゃんを、まきちゃんのお母さんが、それは大事に抱っこしてたんだって。

 

小児麻痺で、体が小さく幼くて、かわいかったまきちゃん。

ひとつだけお姉さんだった私は、あなたと育ち、たくさんのことを教えてもらったよ。
今もどうぞ元気でいてくれたらと。

 

どうしてまきちゃんの誕生日をよく覚えているのか。

小四の頃、まきちゃんへ誕生日プレゼントを小学生らしい何かで作った私が、その朝、通学路で自転車の高校生と横断歩道でぶつかって、肩を骨折して入院したから。

プレゼントは渡せなかった。

 

 

私のうちが急に引越しすることになって、それから私も幾度か引っ越しした。

総合病院の待合室で、まきちゃんのお母さんを鮮明に覚えていた母は今、まきちゃんのこと覚えてるかな。

いつか、いつか会いに行こうと決めていたのに、私だけすっかり大人になってしまった。