ぐらのルームシューズ
滑り込みで、ひろしま美術館で開催されていた「ぐりとぐら展」を観に行った。
お話ごと、巨体な本の見開きに、1m高さの通り抜け口が開いていて、小さな人達は必ずそこを潜って、また潜ってお母さんのところに戻るのだ。
「子供はしたいことをするんだ」と見ていると、小学校高学年か中学生と思われるお姉さんも、ひょいと屈んで、そこを通り抜けた。
私も、通り抜けた。
その先にすみれちゃんの、とびきり大きな固いかぼちゃが、あった。
緑のところどころに、草がまみれてるくまさんの、おおきな毛糸のボールがあった。
「ぐりとぐら」を素通りできる人なんて、いるんだろうか。
絶対にいないと思う。
少なくとも、日本で、子供だった人には。
お父さん、お母さんをした人には。
どんな人も、一瞬は心の中で、「ぐりとぐら、だ」って呟くだろう。
口の中がホットケーキになるはずだ。
うちに、ぐらのルームシューズがあります。
どうやら2007年位に作ったらしく。
同じ頃、図らずも青いルームシューズも作っており、ずっと撮影をお願いしている友人が、まるで「ぐりとぐら」のお揃いのルームシューズのように、写真に収めてくれている。
(HOLY’Sホームページ、works 2007を見て頂けたらと思います。
http://holys-knitting.com/works.html)
ぐりの青いルームシューズは、旅立ちました。
赤い、ぐらのだけが、今も手元にあります。
もしご希望の方がいらしたら、販売します。
中敷きは、5mm厚の圧縮フェルトをネル生地のブラックウオッチで、包んであります。
靴底から、踵の後ろまで、焦げ茶のスウェードが貼ってあり、滑り留めと、床からの冷たいの、遮断してくれます。
ボタンは、こんな感じです。
確かこのボタン、私が中学生の頃か、自分で編んだカーディガンに着けるために、選んで、多めに買ったボタンです。気に入っています。
足のサイズ、23~24cm。
つま先がゆったりしたデザインですので、靴下の重ね履きした上でも履けます。
14800円+消費税で、15984円になります。
もしご希望の方がいらしたら、HOLY’Sホームページの「Contact」より、お問い合わせくださいませ。