土曜の編み物クラブにて
編み物クラブの方々は、恥ずかしがり屋ばかりなので、手元や作品の写真ばかりです。
靴下が編み上がりました。
シェットランドヤーン2本どりで編んでおられるので、とっても温かです。
基本の靴下の編み方を身につけたら、柄のある靴下も作れるようになりますね。
仕上げ洗いをされたら、肌触りが柔らかに生まれ変わります。
カーディガンの前立てを編んでおられます。ボタンホールを作りながら編むので気が抜けません。
編み物でもボタンホールを編み地で作るだけでなく、ボタンホールステッチまで加えると、編み地の痛みも少なく、本当に長く着られるカーディガンになります。
新しいフェアアイルのカーディガンに取り掛かられました。
試し編みを何度も重ねられ、ご自分で配色を決められました。
難しく思える配色展開も、経験を積むことで必ずできるようになります。
こちらも手掛けられ始められたばかりのカーディガンです。
ノルウェーのルーセコフタ(セデスダールセーター)をアレンジしたカーディガンを編まれています。
裾と胸周りに幾何学模様のボーダーパターンが続き、そのパターンを繋げる「しらみ」模様により、セーターの形の中にたくさんの模様が配置されます。
作り甲斐のあるカーディガンですし、きっとおばあちゃんになるまで着られるデザインです。
編み物クラブでは、その方その方が、作りたいものを作ります。
編んでるのに、「作る」と私が言ってしまうのはなぜか、考えました。
ただテキストにあるものを「編む」だけではないからだと思います。
その方その方の創造性が、色選びから小さなデザインのアレンジまで、
編み物の中により組み込まれるので、ただ「編む」とは言えないのです。
どうかご自分が着られたいもの、誰かに着てもらいたい、その作りたいものが、
芽吹き、花開くように、仕上がっていくのを見守りたいのです。