2024.11.15
黄色のカーネーション
新刊の出版にあたり、友達がくれたお花のブーケ。持ち帰る時、いろいろ衝撃あり、このカーネーションだけ短くもげてしまった。
それだけで挿していると意外にも持ちが良く、まだこんなにかわいらしく生き生きしている。
もげた花の方が、いつまででも元気。
ああ、人間でもそういうことあるよね。
ハズレクジだったはずが、実はよかったとか、
あの場所では、全くうまく行かず劣等感しか感じなかったのに、ひとりになってうまくいきはじめたとか。
思い当たる節がありすぎて、ふふふと笑いが出る。
シンパシーを感じているのか。
カーネーションには、花びらに白い縁取りがあって、ペーパークラフトように細かなひだ。
70年代のワンピースを思わせる懐かしいような色合い。
友達も黄色、好きよね。
アレンジメントは、暖色系の黄色多め。
『手袋と街』のイメージだったのかな。
急にその友達が、話しかけてくれてるような気持ちになった。