HOLY'S BLOG

大樹郎さんの指人形

 

喫茶ホーボー堂大樹郎さんの指人形

喫茶ホーボー堂の佐藤大樹郎さんは、今、瀬戸物で出来た置物や、人形の頭に何か被せることにハマっておられるそうで、この指人形を買ってくださった。
他にも指人形はあったけれど「これが一番かわいい顔してる」と言って、HOLY’S初期のうさぎの指人形を選ばれた。

私は「京都にはそんな需要があるのか」と驚きながら、実はドキンとしていた。
この指人形は、輸入ボタンの買い付けと卸しをやってる会社からの依頼で、ボタンを使ったニットを作るきっかけだった。

ボタンを付けるニットを作りながら、ボタンの映えるニットを作りたい。

その頃に考えた手袋や指人形は、今もHOLY’Sの定番アイテムとなっている。

てんとう虫ボタンはいろいろあるけれど、ドイツはWAlter社のガラスボタンのてんとう虫は、色も形も愛らしく、
私は、うさぎのボディはシンプルに仕上げ、顔さえかわいらしく刺繍することに専念していた。
今でも、指人形の顔を刺繍する時は、いい顔になるようにぎゅっと集中する。けれどあの頃のワクワクとは、違ってきているのかもしれない。

今回の京都で、喫茶ホーボー堂さんのおはぎと、季節野菜弁当をいただいた。
おはぎは小ぶりながら、ひとついただくと体に染みて大満足。
お弁当は、栄養がたくさん詰まってて、パンチの効いた食べ応えのあるおかずばかりで、酵素玄米ご飯も本っ当においしかった。

大樹郎さんが、何にこのうさぎを被せるのか、楽しみにしている。