HOLY'S BLOG

自転車を走らせて伝えたかったこと

晴れていた昨日、上着も着ないまま、サッと自転車を走らせました。
READAN DEATの清政さんに、直接ご報告したかったから。

「『働くセーター』が、二度目の再版となりました!」

手紙を出そうと書いていて、ポストに投函しないで、手渡しました。

「働くセーター」のきっかけとなった「ゴフスタインと私」展。企画から出発の場所が、READAN DEATですから。

編み物本は、読み物とは違い、一冊を手にしたら、長く関わる本だと思います。最低でも一着のセーターを編み終えるまで。
だから、こんなにもたくさんの方々に「働くセーター」を手に取っていただけるなんて、本当にすごいことだと思うんです。
ビジネス本なら何冊も、読める時間です。

私たちは、すべての「How to」を手を動かしながら、体得するんです。
おひとりおひとりの、編む時間と共に。

帰り道に、友人がやっているお洋服屋さんへ寄りました。
少しだけお話して「また来ます」と。
短い時間は、チャイのように濃くて温かく。自転車で、猛ダッシュしたから。