HOLY'S BLOG

百合と紫陽花

昨日のこと、隣のおばちゃんが
「おねぇちゃ〜ん」と私を呼んだ。
後ろで息子さんの「邪魔せんのんよ』も聞こえる。
「はーい」って私が出ると、おばちゃんが「百合が咲いたから、切りんさい」
と。
予感はしていた。
大輪の、丈の長いピンクの百合の鉢が、こっちに向けてあったから。

もし、今日一輪いただけるんなら、私は、百合じゃなくて、紫陽花がいい。

「おばちゃん、私は百合もいいけど、あっちの紫陽花がいいな。百合は立派過ぎて、うちに似合わないんだよ』

今年は言ってみた。
少し間があって、「ああ、ええよ、何でもええ。切りんさい、ほぅか」って。

私は紫陽花を切らせてもらった。
それがこれです。

 

昨年は、おばちゃん推しの百合をいただいた。
おばちゃん推しは、いつもピンクで、薔薇でもピンクを薦めてくださる。

あとでわかったことだけど、紫陽花は、おばちゃんとこのお兄さん作で、百合がおばちゃん作なのだ。
家族でも趣味が違うってこと。

ピンクだって好きだけど、うちは毛糸の色に溢れてるし、圧倒されちゃうんだよね、百合って。

やっぱり百合をもらっておけばよかったかなぁ。