2019.12.26
HOLY’Sのお人形
HOLY’S「ゴフスタインと私」展
『ゴールディのお人形』より、
私もHOLY’Sの人形を作ってみました。
ゴールディのような木を削って作るお人形より、随分とラフな編む人形は、手足に金具もなく、突っ立つか、ねっ転ぶしかないうさぎですが、ぎゅっと握ることができます。
そばに置いて下敷きにしても、どちらも痛くありません。
READAN DEATの清政さんとお揃いの働くセーターを着ています。
デニムがチノパンを履いていて、コンバースかNIKEを履いています。
好きな食べ物は、サンドイッチです。
拝啓、ゴフスタインさま
あなたのゴールディのように、私もすてきなお人形を作りたいのですが、私が作る人形は、足が短く手ばかり長い。
いつも首までセーターを着て、何の役にも立ちそうもない、うさぎばかりを作っています。
ゴールディがお人形を作る時と同じことは、顔を描く時、私もうさぎの顔と同じ顔をして、顔を刺繍すること。
そして、うさぎの中身には、パンヤ(詰め物用のポリエステルの綿)ではなく、残り毛糸や、解いてグルグルの毛糸とか、糸紡ぎをする人から分けてもらった羊の毛を詰めてることです。
そうじゃないと、私にとってこのうさぎが、生きた気がしないのです。
握って気持ちよく、静電気が起きなくて、柔らかく手の中で、腕の中で、持つ人の体温に馴染みたいのです。
このお人魚なら、何体作っても飽きません。コーディネートを考えるのも尽きません。
今度は月星のスニーカーを履かせます。
そんなHOLY’Sの人形です。
ゴフスタインさんに会いたかったです。