2019.11.08
新しくなった祖母の腕時計
前回、祖母の腕時計についてここに書いた。
友人に信頼のおける修理店を教えてもらい、最後の砦を得て、街の時計屋に入ると、意外にも分解掃除とサビ取りで、時計はキチンと刻むようになった。
メタルのバンドまでピカピカになり返ってきたが、当初から革ベルトに替えると私が普段遣いできると考えていた。
時計屋の女性に話すと、メタルのバンドは汗を掻く夏使用として、日々使った方がいい、好きなベルトにしてみては、とのこと。
イメージ通りのベルトに付け替えてもらった。
決してヤフオクで同じような時計を見つけたと、私に教えないでほしい。
1976年1月製造。ジャンク品。
オーバーホール代金で、新品のG-SHOCKや、TImexのPeanutsだって買えたのだ。
新品の腕時計なら買うことなどないので増えることもない。
自分だけの腕時計を手に入れたと思っている。
母方の祖母サムヨの編んだ座布団やひざ掛けが、押し入れの中で、冬支度を待っている。