2019.11.07
洋服好きから始まって
自分の物作りが、少ないお小遣いの中で、工夫から始まったことを、前回のブログに書きました。
そこでつらつら思い出したことを書きます。
小学生の時のマフラーに始まり、友達の誕生日プレゼントに小物入れをかぎ針で作りました。
中学生から高校の頃は、世の中はDCブランド時代へと。
雑誌を見るのが楽しくて仕方ありませんでした。
『Oliue』派か『non-no』派か。
私は時々の『Cutie』を挟みながら、『MC Sister』と『Olive』を合わせたような、現在廃刊の「JUNIE』でした。
「JUNIE」には、MC Sister」のようなハーフのモデルが多く、インターナショナルスクールやリセエンヌの雰囲気満載でした。
さらに私の必須となったのは、当時掲載のDCブランド服のパターン図が巻末に掲載されており、気に入った生地を買って作ることができたからです。
縫製は、ほぼ母に頼んでいました。
母も自分が引くパターンではなく、新しいパターンの線を引くことに楽しんでいました。
冬になると編み物のパターンも載ったので、
それで編んだカーディガンは、今でも着ています。
「JUNIE」を卒業し「装苑」へ移行するのも、当時、巻末に掲載服のパターン図が載っていたからです。
その後も、他の雑誌よりいち早く新しいブランドが紹介、スタイリストやカメラマン、新店舗の特集も組まれた『装苑』には、育てられた感があります。
こうして自分の影響を受けた雑誌遍歴を、洋服好きから追うと、今の洋服の好み、トラッド、古着、ミリタリー好きに、改めて納得したのでした。
編み物が仕事になり始めた頃の『装苑』は、どの写真がどこに載っていたか覚えるほど。