HOLY'S BLOG

レオポディウム・ニワレ

今年のエーデルワイスが出来ました。

「レオントポディウム・ニワレ」

ヨーロッパアルプスに生息。

イタリア半島東部からヨーロッパ南東部にかけて、高山で咲くウスユキソウの変種だそうです。

エーデルワイスはこれまでも作ってきましたが、今年作りたかったのは、これでした。

本当に厳しい寒さの中で育つのでしょう。

自分を守る羊毛に包まれたような花弁は、苞葉だそうです。

実物が叶わぬとも、それを見る人が作ったであろうエーデルワイスを見たいと、ヨーロッパ古着のお店に行きました。

確かチロル地方(オーストリアとイタリアをまたがるアルプス山脈東部)の洋服で、エーデルワイスをモチーフに、刺繍が施されたリネンの何か、

横川のCharmant で見た記憶があります。

私が見たのはもうなくて、

奥から、ウールのレディスジャケットを出していただきました。

その時のボタンがこれです。

チロル地方のエーデルワイスなら、レオントポディウム・ニワレかもしれません。

ジャケットは、袖が大きく膨らみ、ウエストはシェイプ、パイピングで縁取ってあります。

きっちりと正装をしないと似合いそうもありませんでしたが、このボタンが映えていたし、すてきでした。

真ん中の花には青のガラスが嵌っていて、このボタンがふんだんにジャケットに用いられています。

この凛とした白さを作れたらと思いました。

エーデルワイスの花言葉は、「高貴な勇気』「大切な思い出」「忍耐」。

レオントポディウムには、ライオンの足と言う意味があるそうです。