2019.05.15
映画「マイ・ブック・ショップ」
子供の頃から書簡集が好きで、
『あしながおじさん』に始まり『若き詩人への手紙 若き女性への手紙』『三島由紀夫レター教室』
『チャリングクロス街84番地』においては、何度読んだかわからない。
映画『マイ・ブック・ショップ』を見逃せる訳がない。
期待以上に素晴らしかった。
1950年代のスタイリングにすっかり魅了されたし、オールドハウスと言いながら壁紙はウィリアム・モリスだし。
台詞も。
「本は必然性により生まれたもの」
老紳士のレイ・ブラッドベリへの心酔。
ナボコフ『ロリータ』ブームなど、自分の深くない読書歴との一致に、胸踊らされる。
良書への信頼感は、裏切らないことも。