HOLY'S BLOG

年明けの編み物クラブ

白い米から時間をかけて、
静かに炊いたお粥に、
別の鍋でさっと煮た野菜を入れたら、
きれいなお粥が出来ました。
1月7日、今年の編み物クラブの幕開けでした。
ちょうどその日は、この地区のとんどの日で、
こんな近所で、大きなとんどが見られるとは、
前以て連絡できるメンバーには、早めに来られるならとお知らせし、一緒に見ることにしました。
ご一緒できずに、ドアの前でお待たせしてしまった方には、申し訳ない。
正直この時だけは、クラブよりとんどが大事と思いました。
時間通りに始めるよりも。
幸先も願わなくては。
クラブのみなさんには、いつも元気でいて頂きたい。

数人の6年生が最寄りの神社から運んだ「御神火」から点火し、立派などんどがどんどん大きな火となりました。
10m以上離れていても、顔はぼぅと熱くなり、踵まで温まる炎でした。
乾いた竹が、バリバリと音を立てて燃えました。
こんなに大きな火を見るのは、いつぶりだろう。
ただ黙って火の行方だけを、見つめ続ける時間は。
とんどで始まった今年の編み物クラブ。
破竹の勢いとはいかなくとも、
その日、昼夜と食べたお粥のような編み物クラブにしたいと思いました。