2017.10.05
新聞を変える
母が広島に来て40年間取り続けていた地元新聞を辞め、繊研新聞に替えた。
引越しをして、以前の新聞を継続したけど、ろくに開けない日が続き、サラのまま重なってった。
やることが多すぎて、読む暇がなかったから。
それならばと、情報量は少なくていい、土日の休刊も構わないので、繊研新聞を取ることにした。
毎朝、天国のよう。
二人して食い入る様に見ている。
訳がわからなくても、カタカナ語の羅列について行けなくてもいいのだ。
カープもテレビ欄も要らない。広告も要らん。
近くのスーパーに火曜の野菜市が開くことがわかってれば。
日曜の書評欄がないのは惜しいけど、繊維に関連する書籍なら、知ることができる。
週刊誌の見出しも見なくて済む。
「普通のニュースがないのが寂しい」と、今朝母がポツリと言った。
そう?
無駄に感情を動かされる位なら、知らなくていいじゃん。
今まで、新聞に向かって手を合わせていた母である。
「そうね」とあっさりとしていた。