2016.06.29
『世界の衣装』
みやこうせいさんのルーマニアの写真集と民族誌が好きだと話していたので、友達が「ホーリーさん好きかも」と、この本を貸してくれました。『世界の祭りと衣装』
会話の小さな一片を覚えてくれていて嬉しい。
みやこうせいさんの写真を見ていると、「流行」や「自分を表現する」ファッションなど、どうでも良くなってきて、
変わった格好や高価な洋服を買う事も、「自分が何者か」などと考えることも、全く必要ないように思える。
せっせと手を動かせ。
たまに歌え。踊れ。
好きなページが選べないほど、どの写真も好き。
日々もハレの日の装いも、家族の誰かが手をかけたもの。素材からして、実はとても上等なもの。
友達が貸してくれた本。表紙のラテンな感じも良いけど、
北の国のが好き。特にこのオランダの少女たちにシンパシーを感じる。欧州の中でも顔の薄いあたりが。
こちらもオランダ。婚礼の祭りでは、老いも若きもこの衣装。この被り物。腰には大きなお財布。
ドイツのワッペン売りの少女。この顔、この衣装。仕事をしてる誇りさえ感じる。
ノルウェーの双子の幼女。ほっぺた属。大人も子供もこの衣装を着てすごしてる、とのこと。