HOLY'S BLOG

追記 2015.12.26.

今日の編み物クラブは年納めで、馴染みある顔触れとなりました。
年末の慌ただしさをかいくぐって疲れも忘れるかのように、おしゃべりも弾みます。

いろんな価値観や環境、人間関係を一人一人持ちながら、同じ時間をこの場所で分かち合えるのは、実に有難いことと、今日はいつもにも増して感じていました。

そのひとつ、今日はクラブの途中に、この部屋のメンテナンス業者さんが入られました。
その方は、前回、この小さな部屋に多すぎる毛糸を見て、「何か商売をされてるのですか?」とお聞きになりました。
私は、「ご家族のどなたか、服飾のお仕事をされてますか?」
と尋ねると、「母が洋裁の内職をしてました」と答えられました。
ああ、やっぱり。うちもですよ。

今日はふとその業者さんに「お母様はお元気でおられますか?」と尋ねていました。きっと今も何かしら作られているのでは?と思ったからです。
「母は、亡くなりました」
私はその方がまだお若いのにと、思っていたら、「僕は48(歳)ですよ」と答えられました。
48歳は、親を亡くすのに、現代なら充分若い年齢だと思われましたが、その方にとっては普通のことのように話してくださいました。

編み物クラブにも、若くして親との縁が薄かった方は結構おられます。
私も父は亡くしているので、決して珍しいことではないと頭ではわかっているのです。

ただ楽しいだけのクラブじゃなくて、手を動かしながら、ふっと、肩が触れ合ってしまったかのように、そんな話になることがあります。

そんな時は、感謝せずにはいられません。

今晩も話が脱線気味です。
このところ、宵っ張りが続いてました。今日は、日付が変わらないうちに布団に潜り込み、明日の爆編み(友人の旦那様が私を“爆編みの人”と名付けたそうです)を備えたいと思います。