2015.10.21
ルームシューズの仕立て
ルームシューズの中敷を縫い付けているところです。
圧縮フェルトにネル生地をあらかじめ縫い止めたものを、仕上げ洗いを済ませたルームシューズに縫い付けていきます。
針目は、三歩進んで二歩下がる針目で、細かく。糸は引き切らず、少し余裕を残して。
糸の遊びに寄って、編み地に沿って中敷も動きが出るので、履いてても動きやすく、ニット地も中敷も傷みにくくなります。
ルームシューズの底全面から踵にかけてスウェードを縫い付けます。
ピックスウェードを型どおりカットし、ステッチ穴を開けておきます。
待ち針で止めて、スムース糸で編み地をしっかりすくいながら、ブランケットステッチ留め付けていきます。
踵のカーブに、タックを寄せて。
完成しました。
ボタンは1900年代の1ペニー硬貨を模してます。