2019.10.13
レオポディウム・ニワレ
今年のエーデルワイスが出来ました。
「レオントポディウム・ニワレ」
ヨーロッパアルプスに生息。
イタリア半島東部からヨーロッパ南東部にかけて、高山で咲くウスユキソウの変種だそうです。
エーデルワイスはこれまでも作ってきましたが、今年作りたかったのは、これでした。
本当に厳しい寒さの中で育つのでしょう。
自分を守る羊毛に包まれたような花弁は、苞葉だそうです。
実物が叶わぬとも、それを見る人が作ったであろうエーデルワイスを見たいと、ヨーロッパ古着のお店に行きました。
確かチロル地方(オーストリアとイタリアをまたがるアルプス山脈東部)の洋服で、エーデルワイスをモチーフに、刺繍が施されたリネンの何か、
横川のCharmant で見た記憶があります。
私が見たのはもうなくて、
奥から、ウールのレディスジャケットを出していただきました。
その時のボタンがこれです。
チロル地方のエーデルワイスなら、レオントポディウム・ニワレかもしれません。
ジャケットは、袖が大きく膨らみ、ウエストはシェイプ、パイピングで縁取ってあります。
きっちりと正装をしないと似合いそうもありませんでしたが、このボタンが映えていたし、すてきでした。
真ん中の花には青のガラスが嵌っていて、このボタンがふんだんにジャケットに用いられています。
この凛とした白さを作れたらと思いました。
エーデルワイスの花言葉は、「高貴な勇気』「大切な思い出」「忍耐」。
レオントポディウムには、ライオンの足と言う意味があるそうです。